Competition Day4
大会4日目
晴天が続いています。
今日のタスクは初めての東側エリアです。2年前に出場したチェコ選手権の開催地モラボスカー トシェボバーのエリアを飛びます。
「まさかあの時の経験が役に立つとは!」地形慣熟はできてます。が、飛行禁止区域も多く、飛べる幅が狭いとのこと。注意を払いながらも今日もわくわくです。
今日はいつもより早めに準備を始め、6列目にラインナップができました。これで昨日よりも待ち時間が短くなります。
発航前のひとときの動画はこちら(Facebook投稿より)
調子が良かった翌日、結果がいまいちになることが多い丸山の本日の作戦は「待つ」「調子に乗らない」でした。
離陸後からしばらくは車で待機しながら無線で情報を送ります。
Competition Day4 Type:Polygon with 5 points Task distance:485.2km |
飛行区域が狭い |
発航前のひとときの動画はこちら(Facebook投稿より)
発航前のグリッドの様子 |
調子が良かった翌日、
Pilot's eyes |
離陸後からしばらくは車で待機しながら無線で情報を送ります。
1999バイロイトのクルーと再会
WGC1999 BayreuthでクルーをしてくれたRossと再会!
1999年ドイツのバイロイトで行われた世界選手権は丸山にとって初めての世界選手権大会本戦でした。このときクルーをしてくれたROSS(ニュージーランド人)が会場に遊びにきていました。当時は丸山もROSSもまだ20代。ROSSに声をかけられたとき、最初は誰かわかってませんでした。いまはオーストリアに住んでおり、競技フライトせずにFunフライトをしているそうです。
当時はまたカーナビもない時代。地図と携帯でパイロットから教えられた緯度経度を頼りにドイツからチェコへ国境を越えてアウトランディング回収に向かった思い出があります。
当時は2人とも20代。いまは40代の立派な大人になりました。
当時は2人とも20代。いまは40代の立派な大人になりました。
Rossは2008リュッセの世界選手権大会にNZ代表として出場していました。
本日の結果
■丸山のコメント
「アウトランディングしました」
今日はアーリースタートが分かれ目の1つとなった日でした。トップクラスの選手がゲートオープンを待ってすぐに飛び出そうとしている様子をキャッチし、丸山もアーリースタート。冷静に判断することができました。分かれ目になったのが、hosin飛行場から一番遠くの旋回点近くでうまくサーマルを捉えきれず低くなってしまったこと。ギリギリまで粘ったのですがどうしても上がれず、戻れなくなるリスクもあったためエンジンをかけて上がりなおしました。エンジンをかけた時点でアウトランディング扱いとなるため、ここで競技終了。本日は距離点のみの得点となり、順位は下位となりました。結果をみると11機がアウトランディングしていました。結果の良かった翌日は調子にのってしまい失敗することがよくあったのでその点は注意していました。今日はそこのコントロールはできたのですが、苦手なタイプのサーマルで上がれない、という自分の欠点が出てしまった日でした。
今大会は天気に恵まれ、明日も天気は良さそうです。
今日の結果にとらわれることなく、落ち着いたレース展開ができるよう地上からもサポートしていきます。
以下のサイトから、競技の様子を見ることができます。だいたいですが、曳航開始から70分後ぐらいにゲートオープンとなります。
トラッキングはこちらが正しく表示されます。
https://www.wgc2018.cz/# GLIDER TRACKER→ 18m CLASSをクリックしてください。
若き大会スタッフの紹介
毎日10時から行われるブリーフィング。
選手、クルー、チームマネージャーが集まるこの場を壇上で仕切るのは17歳のマッティ。世界選手権のブリーフィングですから、相手の年齢関係なく大人達から厳しい質問も飛んできますが、これらすべてにソツなく対応。
ブリーフィング中は大人に見える彼も普段はユースらしい表情に。Maruのことも気にかけてくれるNice Guy。ラインボーイだけでなく、運営でも若手が活躍している大会です。
ブリーフィング中は大人に見える彼も普段はユースらしい表情に。Maruのことも気にかけてくれるNice Guy。ラインボーイだけでなく、運営でも若手が活躍している大会です。
グライダー競技は長い競技会です。まだまだレースは続きます。
引き続きの応援、よろしくお願いいたします。
TEAM MARU 赤石
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