2017/04/21

ブルーサーマル を キャプテン翼 に!


ブルサマのつるたまちゃん、
3巻では初ソロに続き新人戦へ出場するくらいに成長していましたね!

みなさんは今後のつるたまちゃんにどんな活躍を期待していますか? 学生選手権優勝?クロ 世界へのチャレンジ? 世界記録の樹立?

TEAM MARU は変わらず、小沢かなさん の ブルーサーマル を応援していきます。ブルーサーマルを読んだ多くの若い方に、つるたまちゃんのようなグライダーパイロットを目指て欲しいと思っています。目指すはグライダー界の「キャプテン翼」です。

キャプテン翼 は私が小学生の頃にTV放送が始まりました。それ以前の日本は、子供のスポーツといえば野球がメインでしたが、キャプテン翼効果により、当時の小学生のサッカー協会登録者数は3年で2倍を超えたそうです。その後海外でも放送され、世界中で大流行しました。

イタリアの代表、トッティもキャプテン翼を読んでサッカー選手を目指したといいます。プロになってからキャプテン翼のシュートの真似をして怪我をしてしまい、試合を休んでしまったとか。それくらいキャプテン翼が好きだったんですね。

ほかにもメッシ、ジダン、デルピエロ(イタリア)、アンリ(フランス)、イニエスタ(スペイン)とキャプテン翼に感化されたサッカー選手は数限りなく居ると聞きます。

ではなぜ TEAM MARU は ブルーサーマル を応援するのか? それは、私達が大好きなこのスポーツのすばらしさを、より多くの人に伝えてくれるからです。熊谷市も、埼玉県も、はたまた埼玉県知事までがブルーサーマルを応援してくれています。この流れは、同じスポーツを愛する仲間として、大切にしていきたいですね!

とはいえ、つるたまちゃん が一番嬉しいのは読者の皆さんひとりひとりの応援です。

ブルーサーマル4巻、5月9日発売です。今から楽しみですね!
3巻までの購入がまだの方はamazonへ Go !
試し読みはこちらからできるそうです。

2017/04/18

TEAM MARU 2017 トレーニングスケジュール

2018年のチェコでの世界選手権に向けて準備を開始しました。
2017年のトレーニングスケジュールは下記をプランしています。

1. 2017/4/30 - 5/6 LX Navigation – Alföldi Cup International Gliding Championship (通称 LX Cup) @ ハンガリー Szatymaz 飛行場

ハンガリー国内のフレンドリーなコンペです。当初はハンガリーの友人が2機目の機体を購入したので前の機体を借りられそうなことと、休暇の日程でこの大会に出場をお願いして受け入れていただけました(なんと招待選手枠です!)。ところが友人が購入した機体の耐空証明が間に合わず、玉突きで以前の機体をお借りできなくなり、急遽2014年にベルギーの友人からお借りしたグライダーを今回も貸して頂き出場できそうです(感謝!)。ベルギー~ドイツ(横断)~オーストリア(横断)~ハンガリー(縦断)と1,500kmを一泊二日で運ぶ予定です。

久しぶりに自分の練習に集中できることが楽しみです。
2014年にお借りした ASG29E "70" ベルギーの友人からお借りします
4/27 の午後の便で日本出発、4/28-29 で陸送予定です。


大会会場はハンガリーでは初めての飛行場、、のはずですが、2015年のヨーロッパ選手権でアウトランディングした飛行場で、離着陸経験はある場所です(笑)。プライベートの綺麗な滑空場です。
出場選手は地元ハンガリーの他、スロベニア、イタリア、オーストリア、セルビアの方がいます。改めてこうやって地図を眺めてみるとハンガリーの周辺国のみなさんで、地続きでどこでも車で移動できてうらやましい限りです。


大会終了後 5/7 に陸送して機体を返却、5/8 の飛行機で帰国予定です。

2017年目標
結果目標
・day得点率 85%、期間平均 90%
行動目標
・判断ポイントを明確に、根拠明確に迷わず決める。とはいえ、決めた判断にとらわれすぎない。空はすぐに変わる。一つの案に固執せず更新し続ける。
・成功しても、たんたんと次へ(油断しない、気を大きく持たない)。
・失敗したときは、切り替える(失敗を引きずらない)。
・自分の判断を試してみる(失敗を恐れず判断してみる。失敗を恐れすぎると成長につながらない。リスクマネージは必要だが、リスクマネージしすぎるとどっちつかずになる。悪条件時はリスクマネージ、だが、ガグルが明らかに間違えた判断をしたときにガグルをフォローしない判断をしてみる)
・コンディションの悪いとき、悪くなるときはとにかくフィニッシュする。あきらめずにすべての方法を試す。早めのギアチェンジ。今が良いからと先を安易に考えない。
・試合勘を培う。オートマチックに判断できるようにして6月に備える。
・自分のフライトを考える時間に使う(理事関係で頭を使うのは少しお休み)


2. 2017/6/25 - 7/7 チェコナショナル選手権大会(兼プレ世界選手権大会) @ チェコ PŘÍBRAM飛行場(@プシーブラム と読みます。チェコ語の発音難しいです)

チェコナショナル選手権と兼ねて来年の世界選手権のプレ大会が行われます。こちらはハンガリーの友人から機体を借りる予定です。

今年も楽しみな練習シーズンが始まります!

プレワールド @ チェコ

2018年にチェコで行われる世界選手権のプレ大会に行ってきます。チェコのナショナル選手権と兼ねた大会で、18mクラスはオープンクラスと混合で23機が参加します。一緒にクラブクラス、15mクラスが開催されます

場所
チェコ Pribram 飛行場



日程
6/17 出発 Budapest 着
6/18 陸送(Budapest - Pribram)


6/19 - 24 練習・準備日
6/25 - 7/7 競技
7/8    陸送
7/9    帰国

機体



乗り慣れた RI (ASG-29E) 。今年もオーナーの Richardさんからお借りさせていただきます。

クルー


Kyoko、Haruyo

目標設定
結果目標
・day得点率 82%、期間平均 85%


行動目標
行動目標1. クライムレートの改善。自分のフィーリングを大切にする。広い範囲を見る(狭い範囲を見ていると気がついたら深呼吸して視野をチェンジ)


行動目標2. 判断ポイントを明確に、根拠明確に迷わず決める。とはいえ、決めた判断にとらわれすぎない。空はすぐに変わる。一つの案に固執せず更新し続ける

行動目標3. 成功しても、淡々と次へ(油断しない、気を大きく持たない)。

行動目標4. 判断にポジティブを保つ。失敗したとき、切り替える(失敗を引きずらない)。

行動目標5. 自分の判断を試してみる(悪条件時はリスクマネージ、だが、ガグルが明らかに間違えた判断をしたときにガグルをフォローしない判断をしてみる)

行動目標6. コンディションの悪いとき、悪くなるときはとにかくフィニッシュする。あきらめずにすべての方法を試す。早めのギアチェンジをする。今が良いからと先を安易に考えない。とはいえ、ギアを下げすぎる傾向があるので、ギアを上げるときはあげる

行動目標7. AAT プラス15分でのラストエリアターン

行動目標8. クルーズ速度 150km/h 以上 Mc (マクレディー値)切替を前の空を見て適切に、Mc にあわせた速度選択
 (トップ別想定平均上昇率からの想定 Mc一覧、高度レンジ別スピードチャートを作成して実践してみる)


万全な準備ができないと、あれこれ思いを巡らせてしまい、自分にプレッシャーをかけてしまって、とたんに体調不良に出てきます。出発前は皮膚科、腰痛、背中痛と自分が弱まっているときの症状が立て続けに出てました。準備もなんとか片付き、落ち着いて出発できそうです。

高高度飛行における酸素利用についての適切な知識の拡充に向けて、書籍共同購入のご案内(JSCホームページより再掲)



ウエーブフライト、山岳フライトの教科書、Dancing with the Wind(英文)を共同購入しませんか!

2015年にフランス人パイロットの Dr. Jean Marie Clement 氏により、Dancing with the Wind という本が出版されました。氏は1944年生まれの71歳、競技会の経験(ヨーロッパ選手権優勝)はもちろんのこと、長年ヨーロッパアルプス、アンデス山脈のwaveでの長距離飛行にトライし、世界初の 2000kmフライトを含めて、数々の世界記録を打ち立てています。この経験を生かし、長年のClement氏のフライト、特に山岳フライト、waveフライトの研究成果を纏めた本になります。氏は研究職というバックグラウンドを持ち、この本も非常にアカデミック、かつ実践的な内容となっております。

本書には著者自身が経験した様々な事実と飛行実験の結果が紹介されており、高高度で何が起きるか、どう対応するべきか、高高度を飛行するグライダーパイロットが知っておくべき内容が網羅されています。

この本の第12章は41ページにわたり、酸素についての研究成果が纏められています。酸素を利用するフライトについて、我々パイロットの知識レベルは 10,000ft以上を飛行する際は30分までは酸素無しで飛行可能、30分以上は酸素携帯が必要、といったレベルと思いますが、氏の研究成果からはこのガイドラインは実際のフライトにおいては不十分なことが記載されています。我々がいままで知らなかった様々な高高度飛行の注意事項が纏められた本になります。

私自身も、最近訳者の一人と飛行したウエーブフライトにおいて、低酸素症状の発見と、EDSでの正しい対処方法や低酸素に対する個人差の大きさを実際に体験し、本書のアドバイスの重要性を再認識しています。

日本滑空協会としては酸素および高高度飛行についての知識を広めたいと考えています。そのために、酸素取り扱いについて記載された12章の日本語翻訳、及び JSAインフォメーションへの一部抜粋翻訳掲載を考えています。筆者からは日本のパイロットからのまとまった購入を前提にJSAインフォメーションへの一部翻訳掲載を許可したいとのお話を頂いています。とはいえ、滑空協会で在庫を保持しての販売は困難ですので、事前に要望を集め、事前集金して必要数の一括購入を考えています。
また、9章、10章、11章、12章の日本語訳を電子書籍(Amazon kindle を予定)で発売する予定にしています。
(もちろん本を読んだからと言って、安全がすべて確保されるわけでは無いことは言うまでもありません。)

翻訳については日本グライダークラブの有志にて実施し、下訳は完了しております。
国内注文、国内発送業務は日本グライダークラブで行います。
理解を深めるために本の購入をしませんか!購入ご希望される皆様いらっしゃいましたらぜひ共同購入にご参加いただけますと幸いです。
(なお、JSAインフォメーション掲載予定の抜粋翻訳、電子書籍で発売予定の部分だけですと本文中の図はカラーで確認出来ません。本文の正しい理解のためには書籍購入がお勧めです)

書籍名Dancing with the Wind(以下 DWW と略)
304ページフルカラー 1.45 kg
著者Jean-Marie Clément
参考URLhttp://www.cumulus-soaring.com/books/Clement/DancingWithTheWind.htm
http://www.bgashop.co.uk/index.php?_a=viewProd&productId=250
購入取りまとめ国内想定販売価格本体50 euro + 消費税 8%+ 海外送料 4 Euro(船便) + 国内送料 460円 + 箱代 200円
合計    7,500円~8,500円程度を想定
(発注数が増えた場合、割引があればもう少し割安な設定も可能)
個人で直接入手した場合より1,000円くらい安く購入出来るようにする予定。注文締め切り、部数確定、海外送料確定後、価格を決定、振込先をご案内します。
購入申込サイトhttp://kokucheese.com/event/index/424248/
注文締切2017年4月末 予定 締切後、著者へ発注
発送2017年6-7月頃予定

皆さんの購入申込をお待ちしています!
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JSAインフォメーション、及び、日本グライダークラブホームページにて掲載させて戴いた内容の再掲です。4月末申込締切予定で、現在35部までお申し込みを戴いています。予想以上に多くの人に興味を持っていただけて嬉しい限りです。正しい知識が皆さんに広がればと思っています。