2026/05/21

40th グライダー世界選手権大会(Poland) Day4 / Task2

May.20 Wed / Competition Day4 / Task2
RC: Polygon with 5 areas, 531.3km

朝から晴れ。気温も上がってきました。今回初めてフリース未着用で朝の時間を過ごしています。

毎日10時からブリーフィングがあります。昨日のレースの表彰、本日のタスクとウェザーの説明、注意事項の共有などが行われます。
続々とブリーフィングに向かいます。
昨日のトップの表彰があります。
今日のタスクも発表されました。長めの500キロ越えのタスクです。フライト時間も長くなります。
Task
パイロットとクルーで情報確認

出発前におにぎりランチを。腹持ちが良く、合間に手軽に食べられるのでおにぎりは欠かせません。

離陸しました。

スタートゲートオープンは12:54です。丸山は早めのスタートを計画しているようです。
Go Go Maru!

この日のGlide and Seekでのトラッキングはこんなかんじでした。
次々とスタートしています。Maruもスタート。みなさん、同じラインを飛んでいますね。
第一旋回点まわりました。現在150kmほど飛びました。
第二旋回点クリア。第三レグは150kmのロングレグです。
第3旋回点クリア。ややピンチ。前方の上がっているガグル目指してます。
いい感じでグイグイあがってます。今日イチの上がり。
第4旋回点クリア。残り100kmを切りました。
最終旋回点クリア。ゴールに向かいます。

Task2 Result 
Daily  24位相当
Total 35位相当
昨日よりは条件は良い、とはいえタスクは長く、途中シャワーの予報もある中、しっかり飛びきりました!

【パイロットコメント】
本日は540キロタスクでした。サーマルトップはポーランドの気象予想では1500mから1700メm、SkySightの予想では1900mだったため、平均速度は130km/h位を想定しました。130km/hの平均速度だと4時間、120km/hだと4時間半でのゴールとなるので、サマータイムを考えると13時から13時半にはスタートしたいとプランしました。

空は十分デベロップしており、各国もスタートラインからあまり離れる挙動を示さなかったので、これはスタートゲートオープン後の早いスタートをみなさん取ると想定し、ゲート付近で待機しました。ゲート分5分前にイベントマークをしてゲートオープンが12時54分で13時から13時50分の間にスタートできるようにプランし、数機が出たところで13時3分にスタートできました。

第一レグはSkySightの予想通り旋回点の北側にサンダストームのエリアが出現したため、南側に向かいしながらクリア。第二レグも晴れたエリアを順調に進みました。本日は通常飛びやすい設定の翼面荷重56kgで離陸したのですが、本日はコンディションが強かったためフルバラストのグライダーにグライドでちょっと置いていかれてしまったのが失敗事項です。結果的には平均速度121km/hでプラン通りのフィニッシュになったと思います。遅れるとかなり難しい状況だったようで、7時を過ぎた今もまだフィッシュに向けて飛行している18mクラスのグライダーがいます。20mクラスは第一1旋回点がサンダーストームの中となり、かなり機体がタスクコンプリートできなかったようです。

サンダーストームが予想される日は、レーシングタスクではなくエリアタスクを設定するべきなのですが、ポーランドのオーガナイザーはかなりオプチミスティックな人たちが多いので、アグレッシブなタスクになったようです。そういえば12年前のレシュノでの世界選手権でもレーシングタスクの日にサンダーストームで悲惨な目に合いかけたことを思い出しました。

明日もレースはありそうです!Go Go Maru!

*Facebookに投稿した内容を加筆修正しています。



2026/05/20

40th グライダー世界選手権大会(Poland) Day3 / Task1

May.19 Thu / Competition Day3  /  Task1
Task: AAT with 5 areas, 3:00:00, 293.5km/ 465.8km(372.8km)

雨は止み、朝は曇りながらもタスクが設定されました。競技初日となりました。いよいよ世界選手権が始まります!
日本チーム全員が揃う初めての競技日であるため、朝の作業である水積みからグリッド、その後のブリーフィングと発航準備など、一通りの動きも確認する日となりました。
グライダーへ水を積みます
重量チェック
グリッド(グライダーを発航点にセット)
気になる箇所の確認
TaskA
クルーとのミーティング

ブリーフィングが終わり、ランウェイへ移動です。
日射が出ると暖かいのですが、雲の下で風が吹くとかなり冷えます。
気象条件が想定より良くならず、TaskBに変更。エリア数、距離、時間とも短くなりました。
TaskB: AAT with 3 areas, 2:00:00, 166.3km/ 303.8km(234.1km)
TaskB
いよいよはじまります!

当初予定より2時間遅れましたが、13:30発航も開始されました。

今日は初日、そしてかなりシビアなコンディション。まずはタスクコンプリートを目指します。

試合の様子は2つのオンライントラッキングで観ることができます。日本とポーランドの時差は7時間です。(当日の競技時間帯のみ、見ることができます。現在は観戦できません)
観戦方法はこちら
観戦方法はこちら

初日のレース。離陸直後からすぐに降りてしまう機体もあるような気象条件が厳しい中、低い高度でも諦めずに上がり直し、アウトランディングせずゴールしました。

【パイロットコメント】
本日は雲底が1200mくらい。13時過ぎまで上空が雲で覆われていてコンディションがなかなか良くならず、2時間のTask Bに変更となりました。ウェットで雲底が低い日はすぐクリティカルなコンディションになるので、アーリースタートとガグルとのフライトを心がけました。
スタートは成功でした。離脱後のスタートラインへの移動スタートタイミングの待機、オランダチームの後ろからのスタートは成良かったと思います。第一レグもうまく飛べたのですが、第2レグに入ってから弱いところでオランダから上がり遅れてしまい、その後の第二レグ前半で低いところから高い高度までつながっている良いサーマルをなかなか見つけることができず、低い行動でジタバタすることになってしまい、結果的にはかなり遅いスピードでのゴールとなりました。何度も低くなってしまいましたが、しっかり上げなおしてフィニッシュできた事は良かったと思います。
明日からはもうちょっとコンディション良くなっていくと思うのでいい感じで飛べるようにしたいと思います。

*Facebookに投稿した内容を加筆修正しています。


2026/05/19

40th グライダー世界選手権大会(Poland) Day2/ No task

May.18 Mon Competition Day2 / No task

本日も天候悪くレースなし。昨夜の遅くにレースキャンセルのアナウンスがでていたので、朝ごはんを食べながら本日の行動相談した結果、家から2時間ほどかかる場所にあるクラコフ方面に行くことになりました。

朝8時すぎに車で出発!して100mほどしたら何か異音聞こえ出し…車を降りて見てみると、太い針金がタイヤに刺さってる!

事件がおきた道
太い針金のようなものが刺さってました。
早速クルーが活躍

家にもどり、スペアタイヤに付け替えしてタイヤ修理へ出かけました。

働きもののお兄さんがなおしてくれました

無事にタイヤ修理してもらいましたが「今日は遠出はやめなさい、ということなんでしょうね」ということで家でゆっくりすることにしました。

午後のタスクは「Go to supermarket」
このエリアで1番大きそうなスーパーに行ってきました。
パンカッターがあって、自動でカットできます。とても便利。

ポーランドには魚コーナーがあります。
ハム、肉コーナー
野菜は量り売り
海鮮系の加工品。いくららしき瓶詰めがある。
たまご。気軽に手を伸ばして値段にびっくり!10個入り500円くらい。
オレンジジュースなど。価格の備忘録として。
チョコレート。価格の備忘録として。
お寿司コーナー発見
商品名がおもしろい

2014年のポーランドの世界選手権では、食品は日本の6掛けくらいのイメージでしたが、物価の上昇と、歴史的円安でいろんな物が日本より高くなっていることを実感してます。

今夜も吉岡編集長にシェフ役を担っていただきまして、寒い日にぴったりのトマト鍋と酢豚で夕飯となりました。日本からいろいろ食材を持参いただき、食も充実しています。ありがとうございます!

そろそろ片付けを、と思い何気なく外を見るとちょっと変わった車が停車中。外に出てみると、なんとこれから水道の緊急修繕があり明日の夕方まで断水、一時停電になるとのこと!あわてて片付け、水くみ、シャワーをあび、ギリギリ断水に間に合いました。

いろいろなことがあった1日でしたが私達は運に恵まれています。
明日は天候が回復し、いよいよレースが行われそうです。

*Facebookに投稿した内容を加筆修正しています。


40th FAI World Gliding Championships 観戦方法 〜Glide and Seekの場合〜

 〜40th WGCオンラインでの観戦の方法〜

今大会は「OnGlide」「Glide and Seek」2つのオンライントラッキングで観戦ができます。日本とポーランドの時差は7時間です。

Glide and Seekの使い方★
こちらはリアルタイムで情報が更新されています。

1.Glide&Seekを立ち上げる https://glideandseek.com/
2.画面左上にあるアイコンの上から4つめをクリック


3.40th FAI World Gliding Championshipsの18 Meterにあるアイコンをクリック


本日のタスクとフライトしているグライダーのコンテスト・ナンバーが表示されます。

5. 飛行機のアイコンをクリックするとコンテストNoの一覧が出ます。
 ここで「AX」を探してクリック → AX(MARU)の情報が表示されます。

*以下、画像が過去のデータを使用しています。が、見方は同じです。

6.画面のこのマークをクリックすると、下にAltitude(高度)のデータが表示されます。


★レース観戦のポイント(応援ポイント)★

<観戦のポイント>
「決まったポイントをクリアして1番短い時間で帰ってくると勝ち!」つまり、1レースの平均速度が速ければ速いほど上位になります。

1.スタート時

スタートは一斉スタートではなく、自分でスタートするタイミングを決めます。

全部のグライダーが離陸してから30分たつとスタートゲートがオープンします。各選手は気象条件を判断し、ライバルの動向を観察しながらスタートタイミングを決めます。

スタート前。ガグルを組んでスタートタイミングを伺っています。


<駆け引きポイント>

上位の選手をマークする選手は多くいます。そんなフォロワーを振り切るため、「フェイクスタート」を仕掛ける選手もいます。いったんスタートするとみせかけて、フォロワーたちスタートゲートをくぐらせた後、自分はスタート地点にまた戻り再スタートする戦略です。


2.レース中

まずは応援する選手のフライトをチェック。

この中で注目する情報はまずは2つ。速度と高度です。



応援する選手のコンテストNoが記載されたアイコンは大きく2つの動きをします。

・グルグル回っているとき
 フライトのエネルギー源である「高度」を獲得するために上昇気流をつかまえて上昇中。Altitude の数字(高度)があがります。Varioの数字が+の時は上昇中です。「いいぞ!」と思ってください。


・直線で進んでいるとき

→獲得した高度を使ってかっ飛ばしてます。Speedをみてください。現在時速何キロで飛んでいるか、がわかります。「行けー!」と思ってください。



3.こんな時は...

・数機一緒にグルグルまわっている。

他の選手と共に上昇中です。下に出てくるAltitude の数字(高度)がグイグイ上がってきたら「いいぞいいぞ!」と思ってください。

・他のグライダーが直線で飛んでるのにAXがグルグルしている。
 他の選手に追いつくため、高度を獲得してます。「もう一踏ん張り!」と思ってください。

・グルグルしているのに、Altitudeの数字が500m以下のまま。
→高度がなかなか獲得できず、とってもツライ状況です。「ここで粘って!」と思ってください。


注意点
競技に参加している機体の内一部トラッキングから見えない機体がいます(戦略的に地上から見えないようにするため。)

クルーやチームメンバーも地上から支援をしています。
みなさまの応援、声援、よろしくお願い致します!