4.Aug Mon Competition Day9
Task AAT with 4 areas
Task AAT with 4 areas
251.4km/491.4km(364.9km) Time:2:30:00
朝の作業を終えて移動します。
ブリーフィングでは前日のデイリー3位までが各クラスごと表彰されます。Maruにもワインをゲットしてほしいなー、とクルー達は日々思っています。
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| ブリーフィング会場 |
本日のタスクはAAT。先日までとは気象条件も変わり、飛び方も変わってくると思われます。今日は曳航開始13:00なのでスタートできるのは14:30くらい、2:30のAATですので17:00ぐらいにフィニッシュで考えています。ポイントのエリアをどこまで攻めるか、で距離が変わるためその作戦も考える必要があります。
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| 積んだ水を抜きます |
タスクBで1.5時間とかなら出来そうでしたが、タスクを用意していなかったようです。
残念ですが、また明日!
5.Aug Mon Competition Day10
Task :AAT with 4 areas
238.1km/450.6km(332.8km) Time:2:30:00
晴れてます。なんとなく秋の空を感じます。今日は通常とおなじく、ブリーフィング前にグライダーをランウェイに運びました。昨日より良い予報です。
ブリーフィングにて今大会のランウェイスタッフが紹介されました。10代の若いスタッフたちは計測、曳航時、着陸時にサポートしてくれます。ハンガリーの各地の滑空場から若手パイロットが集められたようで、2022年の大会でお世話になった若者や、ハンガリー代表選手の息子さん、娘さんのジュニアパイロットも参加しています。会場から大きな感謝の拍手が送られました。いつもありがとう!
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| ランウェイスタッフたち。10代の若手メインです。 2週間、朝からサポートしてくれています。 |
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| グライダーが次々と着陸するため、ランウェイを空けなくてはなりません。 グライダーを押してランウェイをあけます。 |
本日のタスクはAAT。時間は短めですが、スタート時間とゴール予定時刻前後の気象予報がよろしくなく、やや難しいコンディションになる模様。早めのスタートを心がけて飛ぶようです。
サーマルコンディションの予報データをみながら、各エリア内の距離をどこまでのばすか、思案どころです。
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| サーマル予報をチェックしてます。 |
出発前の様子。
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| 発航まで時間があるときは翼の下で休息とってます。 |
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| 曳航を待ちます。 |
離陸しました。
予報より雲底低めのようです。湿度が上がっているようで、地上も蒸し暑さを感じます。が、気象条件はみな同じ。ビシッと飛んできてほしいですね。
13:35 ゲートオープン 日本とハンガリーの時差は7時間
オンライントラッキングで観戦できます。これまでご紹介した「glide&seek」の他に「Onglide」でも観戦できます。
チームテントにもどりました。テント前では20mクラスの曳航が行われています。
セルフローンチ
自力発航できるエンジンを積んだグライダーの離陸。上空でエンジンを格納してフライトします。スタートしてからエンジンを使用するとそこで競技終了、アウトランディング扱いになります。
13:57 「30秒ほど水を抜いた」と無線あり。水バラストを減らしたようです。機体が重い方がスピードがでますが、上昇率は悪くなります。今日はスピードよりも上がりをよくすることを選択したようです。他機も同じようにしているかもしれません。
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14:15 サーマルはあまりないようですが、雲の下が下がりにくいのでグライドしながら高さを落とさないように飛んでいるようです。第2エリアに集団で向かってます。 |
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| 高度獲得して前に進み出しました。 |
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| 16:00 曇っていたエリアを飛びきって「日射のあるエリアまで来た」と無線入りました。 ここからまた上げてゴール目指します! |
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| 16:10 高度獲得中。「この先のエリアはあまり良くなさそう」と地上から無線いれました。 上空からも「そんな感じなのでここで上げられるだけあげるつもり」との返事あり。 地上から先行する機体の情報も送っています。 |
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| 16:20 先行していたグライダーから「残り10km」のコールが入り出しました。 Maruは「16:35頃のゴールかな」とのこと。もう少し高度が欲しいようです。 |
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| 16:35 ゴールに届く高さまで上げています。最後のひと踏ん張り。あと少し、がんばれ! |
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Day10 Task7 Result
Daily 18位相当
本日は前線が抜けきっていないウェザーウインドウの中にいるために、湿度が高く、雲底1500m位の予報でした。SkySightは2000m予報を出していたのですが、地上の湿度の高さを考えると、そこまでにはならないだろうと思いました。予報ではオーバーキャストが2回位あることになっており、これをどのように乗り切るかがポイントになると思っていました。そのためスタートは早めだと考えていました。
離陸してみると雲底は1200m程度しかなく、今日は厳しい日になるだろうと予想しました。予想通り13:35のゲートオープン直後にスタートする機体が多くいました。私はオープンから5分後のスタートになりました、他のガグルと良いスタートが切れたと思います。
第1エリアをターンして第2エリアに向かいましたが、一緒にいたガグルと100〜200mほど高度差がついてしまいました。そのまま第3エリアに向かいましたが、ここでオーバーキャストのエリアに遭遇し、高度差がついたままオーバーキャストの中を進むことになってしまいました。ラッキーなことにオーバーキャストの中、高度300mで0.3〜0.5m/sであがることができ、200メートル回復。晴れたエリアに300mで届くことができ、オーバーキャストを乗り切ることができました。
これによって速度がかなり落ち、20分以上のオーバータイムが見込まれたため、第3エリアはタッチしてターン。折り返しで再びオーバーキャストのエリアを飛び越えなければいけないので、オーバーキャストエリアの手前で雲底いっぱい1500mまで上げてからオーバーキャストエリアを飛び越え、日射のあるエリアまで辿りつきました。(ガグルにルアーされずに冷静に雲底まで上げ直してからグライドすることが出来た。)
日射のある明るいエリアを抜けると再びオーバーキャストのエリアになり、フィニッシュまで高度が200mほど足りずにいたのですが、何とかオーバーキャストの中で0.5m/sで上がり、フィニッシュできました。
速度は遅かったですが、エンジンスタートしてしまうようなミゼラブルの状況にはならなかったので、よしとしたいと思います。特に高度が下がったときに慌てて焦ってクライムするのではなく、落ち着いてクライムができたことは成果でした。地上からのサポート無線も落ち着いて対応することへの効果があったと思います。(慌てず、焦らず、諦めずを実践)
6.Aug Wed Competition Day11
TaskA:RC Polygon with 4 points Distance:312.5km
TaskB:AAT with 4 areas Distance:190.0km/305.3km(239.1km) Time:2:00:00
12:00ごろから西風が強く吹き出しました。前線が通過したようですが雨は降らず。西側にあった雲も去りました。
12:30過ぎ、上空がまだ活性化していないようで発航時刻変更。
離陸前にパイロットとクルーで気象状況やルートの確認。
| 行ってきます! |
今日はタスク短いですがどんなレース展開になるのか楽しみです。
オンライントラッキングで観戦できます。
Onglideでの観戦方法はこちら(リアルタイム配信のため、現在は当日の様子は閲覧できません)
大会中に上空から撮影した写真です。
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| ベーケーシュチャバの上を飛びました。きれいな街です。 |
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| 毎年コンペに参加しているシャティマの上空。悪いエリアを飛び切ってほっとしたところです。 |
今日は苦戦しましたが、エンジンかけずにフィニッシュしました!
本日は昼過ぎに前線が通過するため、午前中はゆっくりとしたスタート。前線通過後のコンディションの予測が難しい日でした。前線通過の予想された13時から曳航開始予定が13時45分へ変更、タスクも300kmのレーシングタスクから2時間のエリアタスクに変更されました。前線通過後ではあるが、空気が湿っていて、オーバーキャストもあるというバラエティーに富んだコンディションでした。
スタート前のクライムに手間取ってたのですが、急にリフトの条件が良くなってイベントマークのボタンが遅れてしまいました。条件が良くなったと判断しスタートラインに近づいたのですが、一様に良かったわけではなくスタートライン付近はよくありませんでした。結果スタートまでの時間を高い位置をキープすることが難しく低いスタートとなりました。
結果1人のスタートとなったので、ファーストクライムを低いところから慎重にクライムしたところ、後続のガグルにジョインすることができました。非常にラッキーでした。
その後第二エリアまではオーバーキャストのエリアをうまく高度を上げて飛行することができました。ターン後300mまで下がりましたが、水を全部ダンプしてガグルとうまく乗り切ることができました。
晴天エリアまで戻ってきて1000m近くまで上がれたため、やっと帰投できる目処がたちましたが、その後もコンディションは一様ではなく、1000mまで上がらない中なんとか前に進みました。弱いところでリフトにタイミングが合わずガグルとじりじりと高度差がつき、最終的にはガグルから15分遅れてのフィニッシュとなりました。
エンジンをかけそうなシーンも4回ほどありましたが、何とか乗りきることができ、ミゼラブルの状況にならなかったのは良かったと思います。前半は30秒ダンプでガグルと飛べましたが、折り返し後のフルダンプでのクライムはじりじり遅れていきましたので、何か私の操作が良くなかったのだと思います。クライムはやっぱり奥が深いのでまだまだ精進が必要だと思いました。
丸伊さん直伝、日本チーム恒例の麺パーティも実施しました。



































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