2014/04/27

2014/03/15 国内トレーニングday5

栃木県一周フライト

https://www.skylines-project.org/flights/28149/
http://www.onlinecontest.org/olc-2.0/gliding/flightinfo.html?dsId=3488345

ドライな空気でブルー気味、離陸後はインバージョンがきつく、6000ft を超えるまではセンタリングを丹念に繰り返し。6000ftを超えた ところでようやく安定したコンバージェンス。
ドライすぎるせいか、いつもの山の上ルートがはっきりせず、いつもよりも一本平野寄りのコンバージェンスを利用。
雲はブロークンだが、日光の谷へ降りて、谷を上がってくる風が河岸段丘でトリガーされるところでリフトを捕捉、次は鬼怒川温泉の入り口の谷の曲がり角でトリガーしているところで再度捕捉、ブロークンでも読みが当たる。2/22 のフライトで随分勉強になりました。

高原のコンバージェンスで7500ft, まだ八溝のコンバージェンスがしっかりしてないので20km先の那須の積雲にブルーを渡ってみる。
那珂川までの、南のエリアは南風になって冬型から緩んでいたが、那珂川から北は冬型が残っていていきなり270 deg 40kph の風で吹き抜け。
那須岳の積雲でタイミングが合わず、那須から一度退散。ローターラインを使って高度を落とさないようにしながら20km南下して再度高原山のコンバージェンス。
今度は八溝ラインがしっかりしてきたので東のコンバージェンスへ、八溝も超えて、行けるだけ東へ。空気が乾いているので雲底が高いので東へいけるチャンスです。
小名浜がよく見えるところまで行って南下。あまり東に行きすぎると氏家のローカルを保てないので
氏家30-40km をキープしながら南下。あとから考えるとここからは福島空港をキープしながらさらに北上が可能でした。
途中数多くテストコース有り。久慈川沿いは湿った空気が入りやすいらしく、コンバージェンスの中にさらに低いコンバージェンスが出来ていました。

西風が強いためかいつもよりかなり東寄りのラインで南下。那珂川の上で不時着場を二つ発見。
北関東道の北でコンバージェンスは終わっていて、筑波までは続いておらず、15:00で急速にコンバージェンスが崩れ始めたので50km 6000ftで板倉へファイナルグライド。

道中全くリフト無し、小山市上空も弱い、板倉近辺は視程悪い。野焼きの影響でリフトも弱く困っていたところDuoTurbo の無線で滑走路南の小学校上空で1300ftから 2m/s で利根川の北西風と野焼きの東風がぶつかって目に見えるコンバージェンス
コンバージェンスは南東風で佐野盆地に入り込んで溜まっていて、足利から葛生採石場までコンバージェンスが舌状にできていました。


次は福島空港を押さえながら角田まで行きたいと思います。仙台の齋藤さんは角田からコンバージェンスで福島あたりまでは来ているそうです。途中の山が程度途切れているところはいわき~郡山の電車が走っている谷くらいのように見えるので、安定した南北の海岸コンバージェンスが続いている気がしています。

ハングの人もこれくらい飛んでいるので見習いたいです。
http://hydraulic-jump.at.webry.info/201403/article_1.html


ドライな空気のコンバージェンス

とはいえ男体山までパフが続いているのが見える

男体山 ここからは東西のコンバージェンスへ

高原山のコンバージェンス

高原山から那須岳 那須岳はwave

高原山から東のコンバージェンス

那須のwaveの雲




高原山のコンバージェンスで北上


那須岳

東のコンバージェンス

太平洋がみえるところまできました。その先もコンバージェンスが続いています

たぶん久慈川のあたり


水戸の平野

不時着場発見

渡良瀬遊水池の野焼き



遊水池の野焼き




ブリジストンテストコースと自由学園

自由学園



板倉へ戻ってきて、野焼きのコンバージェンス 北西側


野焼きコンバージェンス 南東側 右側(南側)がドライ、左側は煙

2014/04/18

2014/03/09 国内トレーニングday4

栃木県縦断フライト

https://www.skylines-project.org/flights/28147/
http://www.onlinecontest.org/olc-2.0/gliding/flightinfo.html?dsId=3484055

朝のうちは曇り気味で、慣熟フライト日和かと思いましたが、昼前から晴れ間も出てきて、高気圧の中の時に必ず発生する足尾の谷の積雲(40km先)もしっかりしてきたところで12:45頃離陸しました。

低いところは3500ft, たまにブレークして4500ftあがるが山に入れるコンディションではないのでエンジンラン。途中は全く対流が無い状況です(いつもならもう少し対流があるのですが、やはり雪の影響が強いようです)

36km先で6600ftでコンバージェンスに届き、エンジン格納。
ここもほぼいつものポイントで7000ft。
普段より湿った空気が西に入っているパターンなので、足尾の谷を渡って谷の中のコンバージェンスで 北上(これもセオリー通り)このあたりは8000ft

中禅寺湖の南斜面でブローが上がってくるのをしばらく待機してブローを待つ(雪が多いのでブローがくるまで(熱が溜まるのに)時間がかかるので、タイミングが合わないときはしばらく待つのが必要です)

9000ftまであげきって中禅寺湖を渡り、男体山の山頂のコンバージェンスへ。(東風が強い日は男体山の山頂を境に南北のコンバージェンスが出来ます。これに引っ張られて中禅寺湖の真ん中にも南北のコンバージェンスができます)

男体山に渡った後は雲底が10000ftにあがっていて、コンバージェンスがアクティブ。と雲の西の縁をねらって移動しながらずーっとコンバージェンスで北上。
地図と照らし合わせながら見ると鬼怒川温泉の谷をずーっと奥まで東風成分が入り込み、栃木県と福島県の県境の山脈まで湿った空気が入り込んでいることがわかります。以前NimbusでKさんとコンバージェンスで那須まで行ったときはもっと東の山脈沿いにラインが9000ftくらいだったのですが、それよりもさらに奥に、高いコンバージェンスが出来ていました。

高原山の西15kmあたりからはコンバージェンスの前面がサーマルwaveになっていて、12500ft程度でかっ飛ばしながら北上。左手に会津高原の盆地、スキー場といった那須の裏山を初めて飛びました。(福島南部の山は広く長い雪山が続いていました)猪苗代湖も綺麗に見えました。

那須の手前で15:00でターンして南下開始。日が傾くとコンバージェンスも弱まるのか行きのようには快適には行かず、当初は帰りは尾瀬を回って帰れるかとプランしていたのですがそこまでは良くなく、女峰山手前で9000ftを切ってしまい、帰り道の目の前に男体山が壁のように立ちはだかる、南アルプスで閉じ込められたような気分。
日が傾いてさらにリッジも弱まり、作戦変更で女峰山のコンバージェンスに戻して高度を獲得して安全に男体山を越えられる高度になり、帰投。

帰りに見ると筑波から八溝山もすごいコンバージェンスでした。友人のハングパイロットは黒磯までこのラインで飛んだそうです。

天気図だけ見ると一見だめなかんじ、全体的に谷の中
栃木県内を南東風が福島の県境まで入っていることがわかります。我々は西側のコンバージェンスを使いました。筑波から離陸したハングの皆さんは茨城の東から入ってくる海風にトリガーされる東側のコンバージェンスを使っています。
40km 地点でコンバージェンスにコンタクトしてエンジン停止

奥に見える男体山の北側のコンバージェンスを狙うことに

男体山の東側に低い雲、コンバージェンス

右手が男体山からのコンバージェンス 高原山、那須岳の裏を通って未開の地!左手は会津高原の町

奥に猪苗代湖が見える

会津高原の町、西側はブルー 日本海まではまだかなり遠いです。

同じ場所から東側 那須岳はコンバージェンスの中

帰りの中禅寺湖。コンバージェンスがさらに西へ移動したため、太陽が雲に隠れて綺麗になりました。








2014/04/15

2014/03/08 国内トレーニングday3

霞ヶ浦~秩父コンバージェンス

https://www.skylines-project.org/flights/28148/
http://www.onlinecontest.org/olc-2.0/gliding/flightinfo.html?dsId=3482907

気圧配置は西高東低よりも南高北低に近く、風は西よりの冬型。
上空の雲の流れから風の強さを予想したが、上がってみるとそこまでではなく、
西風だと遠ざかるコンバージェンスに大平山でコンタクト。
西寄りの風なので典型的な浅間コンバージェンス。10年以上前にストリートでSさんが浅間まで行ったような日になるかと期待しましたが、西のコンバージェンスが崩れていくのと、日光方面は雪雲が強く、風はそれほど強くないので積雲のアクティブな宇都宮盆地へ。
先々週に続いて那須方面を平野経由で狙うことにします。

鬼怒川を渡ったところで北上しますが真岡でラインが切れてしまい、その先の北は20km以上ブルーを
渡らないと積雲に届かないので、どうするか迷ったところで関宿からの無線で関宿は南風になったとのこと。
これはコンバージェンスに違いないと思い、筑波から南に東西に見えるストリートまで20km をグライドしてつくば市の手前で東西のストリートに入りました。

霞ヶ浦まで東進、霞ヶ浦でコンバージェンスが途切れているのと、特別管制区が気になり、
東京TCAとレーダーコンタクトして西へ。レーダーのお姉さんに高度維持やら、旋回のことで
怒られながら関宿近辺までレーダーサービスを受けて、関宿まで来たところでレーダーサービス終了。(レーダーの使い方は練習が必要ですね。。)
この間ずっと8000ft前後でコンバージェンス。さらにこの先もパフが続いているので
行けるところまで行ってみようとどんどん西へ。最終的には秩父まで来ましたが、
小川町のあたりから先はあまりよくありませんでした。
秩父の雲は立派に見えるのですが、ヒットする場所が分からず、ここで引き返しました。
帰り道ももう一度10km南下してコンバージェンスに戻れば良かったのですが
判断に失敗して板倉ローカルへ。ローカルはまったく条件がイマイチでした。

今日も冬型。ポイントは本州を抜けている天気図にはでていない弱い谷と、南に張り出した高気圧のため成功等予定よりも南高北低に近くなり、西寄りの風が卓越していること

谷の通過に伴い、宇都宮の平地も吹き抜け感じに。離陸した12:00頃は宇都宮は風が弱かったのですが、次第にブルーアウトしていきました。西風が吹き抜けていく証拠です。
冬型で西風が卓越すると都内は相模湾からの南西風が卓越して、南寄りになります。羽田の TAF も南が出ていました、都内に東西コンバージェンスができることがありますが、さいたま県内にここまで切れに東西コンバージェンスができるのは珍しいです。
今日はHさんとご機嫌に自撮り!

筑波から見える南のコンバージェンス

今年からフライト中にマスクを使い始めました。冬場は寒くてもキャノピーが凍ってしまうのでベンチレーターを開けておかないとなのですが、顔に風が当たり、寒いし、唇は乾くしだったのですが、マスクをしていると乾燥せず、顔も寒くなくて快適です。


霞ヶ浦の上に見えるコンバージェンス。下のテストコースは産総研のテストコース 筑波学園都市



筑波学園都市 霞ヶ浦の手前に見える空き地は自衛隊霞ヶ浦駐屯地。霞ヶ浦の管制圏の上を飛んでいます。霞ヶ浦基地を過ぎると成田の特別管制区なのでこれ以上はいけません。



秩父市 先日の雪でかなり大変でしたがまだまだ雪が多かったです。