6月4日(土)
おはようございます。
6/4(土)の朝です。昨日閉会式が行われ、すでに多くのチームや選手が帰路につき、滑空場が閑散としてきました。到着した時は黄色かった菜の花畑はすっかり緑色になり、麦畑には穂がつき、緑が深くなっています。
朝9時前。名残おしくはありますがお世話になった飛行場に別れを告げ、Budapestに向けて陸送開始。約400kmの移動です。
「あ、グライダーが曳航されてる!」運転中にパイロット(ドライバー)がグライダーを発見。常に空も視野に入れている模様。高速道路の真横に滑空場がありました。
チェコからスロバキアを経てハンガリーへ。Gáborの待つ滑空場に無事到着!道中は条件のよいお天気。が、ブタペストはサンダーストームがあった模様。ヨーロッパの天気は荒れてます。
陸送も無事終了しました。事故無く怪我無く大会を終えることができてほっとしています。2014年のポーランド選手権にてTEAM MARUとして一緒に過ごした3人で記念撮影。Thank you Gábor!
夜はASG29EのオーナーであるRichardさんから自宅にお招きいただき、ディナーをご馳走になりました。美味しいワインを飲みながらグライダーを中心にハンガリーの歴史、経済など話は尽きず、日付が変わるまで宴は続きました。Thank you Richard!
(盛り上がりすぎて、写真を撮るのを忘れてしまいました。写真は夜の自由橋)
(こちらの記事はfacebookに投稿した内容を掲載しております)
TEAM MARU 赤石
2016/06/06
2016/06/04
プレヨーロッパ選手権大会映像のご紹介
06/02に集合写真の撮影が行われました。ドローンを使っての動画撮影。こんな感じになっています。(3:40から)大会の様子をまとめた映像になっています。
映像はこちら
そして、2013年ポーランドOstrowで開催されたヨーロッパ選手権大会のチーフ・スチュワートとして参加していたバッハさんもカメラを持って撮影しています。バッハさんはこの滑空場のクラブの会員でもあり、本大会の運営にも携わっています。
映像はこちら
そして、2013年ポーランドOstrowで開催されたヨーロッパ選手権大会のチーフ・スチュワートとして参加していたバッハさんもカメラを持って撮影しています。バッハさんはこの滑空場のクラブの会員でもあり、本大会の運営にも携わっています。
プレヨーロッパ選手権 06/03
6月3日(金)
おはようございます。本日最終日です。
本日は、こんな曇り空のお天気。オーガナイザーからは「グリッドは待ってください。」とのお知らせも。さて、今日はどうなる?
昨日(6/2)の結果です。
Daily6位。得点率もトップに対し88%とがんばれた日でした。飛行時間はトップクラスと大きな差はありませんでしたが、飛行距離で負けていました。
Totalは10位/23機です。7位~10位まで点差が100点もなく接戦です。もうひと粘りできれば1桁に行けそうです。
Daily
http://www.soaringspot.com/…/ko…/task-10-on-2016-06-02/daily
Total
http://www.soaringspot.com/…/ko…/task-10-on-2016-06-02/total
France Team CrewのNicolosさん。パリの南にある飛行場のインストラクターをされていて、自身もグライダーパイロットです。今回はCrewとして参加。彼、日本語をよく知っていて上手。「さかなさかなさかな~さかなをたべ~ると~♪」と上手に歌いだしてびっくり!(以前のGirl Friendが日本女性だったそうです)
そして着ていたシャツの背中を見てまたびっくり!「グライダ」って入ってる!!グライダー界で有名なSaint-Aubin (サン・トーバン)で売ってるTシャツだそうです。人気の服飾ブランド「Superdry 極度乾燥」のコンセプトをモチーフにしてカタカナを入れたデザインとのこと。さすがフランス、おしゃれです。
11時からブリーフィングが始まりました。
昨日のClub Class / Daily TopはSwedenのGunnar Axelsson選手。いつもMaruと同じ机に座っている彼です。現在、総合で8位。さらに上を狙ってほしい。Congratulations!
キャンセルになりました。がんばっていたSmall weather windowが、ヨーロッパに居座り洪水をもたらしている低気圧に負けてしまったようです。外は小雨も降り出しました。
昨日の試合をもって、プレヨーロッパ選手権は終了となりました。
雨が上がるのを待って、撤収作業に入ります。
約2週間お世話になった「RI」を分解してハウストレーラーに格納しました。Maruお気に入りのグライダー。お世話になりました。
17時の表彰式までの間、フリータイムとなってしまいました。
すかさず選手が「世界遺産巡り」のタスクをセットして、ダッシュで観光に向かいました。が、リトミシュル城(Zámek v Litomyšli)をクリアした時点で時間切れが判明。タスクコンプリートできず、滑空場に戻りました。
17時から表彰式が始まりました。
Openクラス、15mクラス、Clubクラスの上位はすべてチェコの選手で占められました。15mクラスは全員チェコのナショナルメンバー。地元開催の強みもさることながら、チェコの強さが際立ちました。
Maruは総合10位。賞状をいただきました。
お世話になったJiriさんとJiriさんの息子さんと記念撮影。
Farewell Party
チェコビールと肉料理が振る舞われました。これにて大会終了!事故なく怪我なく無事に終了となりました。ありがとうございました。
明日はブタペストに向けて陸送です。
(こちらの記事はfacebookに投稿した内容を掲載しております)
TEAM MARU 赤石
おはようございます。本日最終日です。
本日は、こんな曇り空のお天気。オーガナイザーからは「グリッドは待ってください。」とのお知らせも。さて、今日はどうなる?
昨日(6/2)の結果です。
Daily6位。得点率もトップに対し88%とがんばれた日でした。飛行時間はトップクラスと大きな差はありませんでしたが、飛行距離で負けていました。
Totalは10位/23機です。7位~10位まで点差が100点もなく接戦です。もうひと粘りできれば1桁に行けそうです。
Daily
http://www.soaringspot.com/…/ko…/task-10-on-2016-06-02/daily
Total
http://www.soaringspot.com/…/ko…/task-10-on-2016-06-02/total
France Team CrewのNicolosさん。パリの南にある飛行場のインストラクターをされていて、自身もグライダーパイロットです。今回はCrewとして参加。彼、日本語をよく知っていて上手。「さかなさかなさかな~さかなをたべ~ると~♪」と上手に歌いだしてびっくり!(以前のGirl Friendが日本女性だったそうです)
そして着ていたシャツの背中を見てまたびっくり!「グライダ」って入ってる!!グライダー界で有名なSaint-Aubin (サン・トーバン)で売ってるTシャツだそうです。人気の服飾ブランド「Superdry 極度乾燥」のコンセプトをモチーフにしてカタカナを入れたデザインとのこと。さすがフランス、おしゃれです。
11時からブリーフィングが始まりました。
昨日のClub Class / Daily TopはSwedenのGunnar Axelsson選手。いつもMaruと同じ机に座っている彼です。現在、総合で8位。さらに上を狙ってほしい。Congratulations!
天気、やっぱり悪いんだ。ぼく、雨対策してきたよ。
本日のタスク。キャンセルになりました。がんばっていたSmall weather windowが、ヨーロッパに居座り洪水をもたらしている低気圧に負けてしまったようです。外は小雨も降り出しました。
昨日の試合をもって、プレヨーロッパ選手権は終了となりました。
雨が上がるのを待って、撤収作業に入ります。
約2週間お世話になった「RI」を分解してハウストレーラーに格納しました。Maruお気に入りのグライダー。お世話になりました。
17時の表彰式までの間、フリータイムとなってしまいました。
すかさず選手が「世界遺産巡り」のタスクをセットして、ダッシュで観光に向かいました。が、リトミシュル城(Zámek v Litomyšli)をクリアした時点で時間切れが判明。タスクコンプリートできず、滑空場に戻りました。
17時から表彰式が始まりました。
Openクラス、15mクラス、Clubクラスの上位はすべてチェコの選手で占められました。15mクラスは全員チェコのナショナルメンバー。地元開催の強みもさることながら、チェコの強さが際立ちました。
Maruは総合10位。賞状をいただきました。
お世話になったJiriさんとJiriさんの息子さんと記念撮影。
Farewell Party
チェコビールと肉料理が振る舞われました。これにて大会終了!事故なく怪我なく無事に終了となりました。ありがとうございました。
明日はブタペストに向けて陸送です。
(こちらの記事はfacebookに投稿した内容を掲載しております)
TEAM MARU 赤石
【06/02 パイロットレポート Day7】
アーリースタートを心がけ、スタートゲートオープンと供にスタートしました。
1stレグは弱く苦労しましたが、コンバージェンスエリアに何とか届かせて1stエリアをターン。2ndエリアへは40km の dead air をグライドして、0.1m/sでガストフロントが接近してくるのを待ってフィニッシュへ。
それにしても皆さん弱い中でも積極的に前へ前へと探し回ります。今日はプラン通り上手く飛べました、が、やはり弱いときの上がり(これはスタート前もそうですが)で遅れるので、ここを改善することが課題と思います。
パイロット 丸山
2016/06/03
プレヨーロッパ選手権 Day7 06/02
6月2日(木)
おはようございます。今日も「いい天気!」
Small weather windowが広がりだしているようです。昨日のOpen Class / Daily TopのEric選手(France)も「テンキガイイ!(Tenki ga ii)」と日本語で言ってます。
昨日(6/1)の結果です。
Daily10位。得点率もトップに対し70%を切ってしまいました。トップはスタート時間がもう少し遅かったようです。あきらかな失敗ではなかったようですが、判断の違いで差が出てきます。
Totalは10位/23機になりました。
Daily
http://www.soaringspot.com/…/kom…/task-9-on-2016-06-01/daily
Totalhttp://www.soaringspot.com/…/kom…/task-9-on-2016-06-01/total
朝の準備。
各パイロット、自分の飛ぶ機体を念入りに磨いています。Maruも磨いています。実はこれ、グライダーの性能を維持するためにとても大事なことなのです。みなさん、家具用の磨きスプレーなどを使って磨いているのですが、これは「綺麗にしてあげるから今日もがんばるんだよ!」とグライダーに語りかけているのではありません。この1拭きにより飛行中につくバグ(虫)がバグワイパーを使った際に落ちやすくなり、サーマル内での上がりやグライドの性能をよりよい状態に保つことができるから、一生懸命磨いているのです。
パイロットは今日もいいフライトが出来るように気持ちをこめて「ふきふき」してます。ちなみにMaruは今日から真似してみました。バグの落ちっぷりにびっくり!もっと早くから真似すれば良かった。。。(とはいえ、雨の際は雨滴が表面張力で大きくなってしまうので、雨のコンディションでは向いていないそうです)
日射が強くなってきたので、日焼けモードに入る人が増えてきました。毎日グランドワークをしてくれているスタッフのみなさんはすでにいい色になってきています。
タスク出ました。今大会初のRacing Taskです。
Racing Taskはものすごく簡単にいうと「決められたポイントを通過して、いかに早く帰ってこれるか」を競います。「決められたポイントにまっすぐ向かえば早く帰ってこれるんじゃない?」というのは素人考えでして、なるべく上昇に時間を使わず、グライド中に高度を落とさず、かつ速く飛ぶ必要があるため、気象条件や地形を考慮しながら選手はコース選択をします。海と空に違いはありますが、ヨットレースに似ています。
解説はこちら
今日はIce Cream Day
と、夏日を思わせる天気だったのに、突然のタスクチェンジ。
TaskBに設定が変わりました。TaskBは1:45のAATタスク。どうやら予想より早く東から雨域が近づいているため、危険を回避してタスクを変更したようです。
ブリーフィング後にTask Changeがあった場合、オーガナイザーは全選手にそれを伝え、承諾のサインをもらう必要があります。Maruもサインしました。
出発前、 Lucas Delobel選手と。
彼はJunior世界選手権フランス代表選手で現在23歳。来年のヨーロッパ選手権のフランス代表を狙っているそうです。技量もさることながら、彼の作るグライダー映像が秀逸、そしてイケメン。
天は彼にいくつの贈り物をしたのでしょうか??
彼のページをご紹介します。綺麗な映像、おすすめです。
https://www.facebook.com/delobelglidingchannel/
https://www.youtube.com/user/pdel64
OPEN ClassのTopを走るRoman Mracek選手(CZE)。
彼は毎日1番最初に離陸するポジションにグリッドします。彼の大事なルーティンなのかもしれません。そして出発するまでの間、よく空を観察しています。ロングタスクの出ていない今回の大会でも確実に勝ちを積み重ねる実力をもつ、世界のトップクラスの選手です。
Maruの足元はムートンブーツ。サンダルで飛んでるパイロットもいるようですが、上空は冷えるので冷え性Maruの必須アイテムです。では、行ってきます!
「今日は早めにスタートしようと思うから、3時には帰ってくると思う」ということだったので、3時にスタンバイ。が、戻ってきている機体は数機、そして彼らはどうやら途中でゴールをあきらめて帰ってきた模様。
次第に雲が厚くなり、冷たい風が吹き出してきました。ぽつりぽつりと帰ってくるグライダーがあるけれど、OPENクラスではない。3:30頃「RI on final No.4」の無線が。次々とグライダーが着陸し、4番目にMaruがいました。無事にガグルとゴールしたようです。
「今日はがんばったと思う」
自分なりに納得いくフライトができたようです。撤収作業中に風はどんどん冷たくなり、少し雨も落ちてきました。
明日はいよいよ最終日。「テンキガイイ(Tenki ga ii)」日になることを願います。
(こちらの記事はfacebookに投稿した内容を掲載しております)
TEAM MARU 赤石
おはようございます。今日も「いい天気!」
Small weather windowが広がりだしているようです。昨日のOpen Class / Daily TopのEric選手(France)も「テンキガイイ!(Tenki ga ii)」と日本語で言ってます。
昨日(6/1)の結果です。
Daily10位。得点率もトップに対し70%を切ってしまいました。トップはスタート時間がもう少し遅かったようです。あきらかな失敗ではなかったようですが、判断の違いで差が出てきます。
Totalは10位/23機になりました。
Daily
http://www.soaringspot.com/…/kom…/task-9-on-2016-06-01/daily
Totalhttp://www.soaringspot.com/…/kom…/task-9-on-2016-06-01/total
朝の準備。
各パイロット、自分の飛ぶ機体を念入りに磨いています。Maruも磨いています。実はこれ、グライダーの性能を維持するためにとても大事なことなのです。みなさん、家具用の磨きスプレーなどを使って磨いているのですが、これは「綺麗にしてあげるから今日もがんばるんだよ!」とグライダーに語りかけているのではありません。この1拭きにより飛行中につくバグ(虫)がバグワイパーを使った際に落ちやすくなり、サーマル内での上がりやグライドの性能をよりよい状態に保つことができるから、一生懸命磨いているのです。
パイロットは今日もいいフライトが出来るように気持ちをこめて「ふきふき」してます。ちなみにMaruは今日から真似してみました。バグの落ちっぷりにびっくり!もっと早くから真似すれば良かった。。。(とはいえ、雨の際は雨滴が表面張力で大きくなってしまうので、雨のコンディションでは向いていないそうです)
日射が強くなってきたので、日焼けモードに入る人が増えてきました。毎日グランドワークをしてくれているスタッフのみなさんはすでにいい色になってきています。
タスク出ました。今大会初のRacing Taskです。
Racing Taskはものすごく簡単にいうと「決められたポイントを通過して、いかに早く帰ってこれるか」を競います。「決められたポイントにまっすぐ向かえば早く帰ってこれるんじゃない?」というのは素人考えでして、なるべく上昇に時間を使わず、グライド中に高度を落とさず、かつ速く飛ぶ必要があるため、気象条件や地形を考慮しながら選手はコース選択をします。海と空に違いはありますが、ヨットレースに似ています。
解説はこちら
今日はIce Cream Day
と、夏日を思わせる天気だったのに、突然のタスクチェンジ。
TaskBに設定が変わりました。TaskBは1:45のAATタスク。どうやら予想より早く東から雨域が近づいているため、危険を回避してタスクを変更したようです。
ブリーフィング後にTask Changeがあった場合、オーガナイザーは全選手にそれを伝え、承諾のサインをもらう必要があります。Maruもサインしました。
出発前、 Lucas Delobel選手と。
彼はJunior世界選手権フランス代表選手で現在23歳。来年のヨーロッパ選手権のフランス代表を狙っているそうです。技量もさることながら、彼の作るグライダー映像が秀逸、そしてイケメン。
天は彼にいくつの贈り物をしたのでしょうか??
彼のページをご紹介します。綺麗な映像、おすすめです。
https://www.facebook.com/delobelglidingchannel/
https://www.youtube.com/user/pdel64
OPEN ClassのTopを走るRoman Mracek選手(CZE)。
彼は毎日1番最初に離陸するポジションにグリッドします。彼の大事なルーティンなのかもしれません。そして出発するまでの間、よく空を観察しています。ロングタスクの出ていない今回の大会でも確実に勝ちを積み重ねる実力をもつ、世界のトップクラスの選手です。
Maruの足元はムートンブーツ。サンダルで飛んでるパイロットもいるようですが、上空は冷えるので冷え性Maruの必須アイテムです。では、行ってきます!
「今日は早めにスタートしようと思うから、3時には帰ってくると思う」ということだったので、3時にスタンバイ。が、戻ってきている機体は数機、そして彼らはどうやら途中でゴールをあきらめて帰ってきた模様。
次第に雲が厚くなり、冷たい風が吹き出してきました。ぽつりぽつりと帰ってくるグライダーがあるけれど、OPENクラスではない。3:30頃「RI on final No.4」の無線が。次々とグライダーが着陸し、4番目にMaruがいました。無事にガグルとゴールしたようです。
「今日はがんばったと思う」
自分なりに納得いくフライトができたようです。撤収作業中に風はどんどん冷たくなり、少し雨も落ちてきました。
明日はいよいよ最終日。「テンキガイイ(Tenki ga ii)」日になることを願います。
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TEAM MARU 赤石
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