紺碧の空に綿菓子のような雲。与えられたのは500キロを越えるロングタスク。今日は積雲を繫いで飛べるイケイケドンドンの日。上がって突っ込んで、上がって突っ込んで、がんばれまる!
赤石とまる、今日は記念写真です。え? 出発前のキスを撮れって? それは想像にお任せします。
まる機の翼端を持つ赤石。グライダーは機体の中央線上に車輪がふたつあるだけ。自分では水平に自立できません。ですから、翼端を持つ係が必要になるのです。もちろんふたりとも、出発直前まで空の状況を確認し続けているんですよ。
曳航機は9機ほど確認できました。これだけの機体とパイロットを用意できるのがすごいですね。さすがはヨーロッパ選手権です。90機の機体が1時間半もせずに空に運ばれてしまうワケがよくわかります。
まる、行かないで! とすがりついているのではありません。曳航機に引っ張られ、機体が走り動き始めても翼端持ちはしばらく機体と併走しますが、10mほど走ったところで翼端を離します。そのまま一緒に上空に行くわけには行きませんから。
まる、健闘を祈ります。さて、実はまるの機体は今日もGPSロガー搭載機に選ばれました。つまり、まるのフライトをニッポンからリアルタイムで見ることができるのです。以下のリンクをクリックしてください。
http://glider.tracking.lt/
その後、スタンダードクラス(STD)を選んでください。
コンテストナンバー:ECC
TAKESHI MARUYAMA の文字が見えたら、クリックしてください。どうですか? 今日はしっかり動いています!!
*トラッキングは当日限り有効のため、現在は見ることができません。
滑走路の端で待っていると、3機、4機、時には5機くらい一緒に見えることがあります。スタンダードクラスが続々と帰ってきました。まるの機
体はまだなか?
クラスごとのスタートゲートオープンからクローズは2時間。その間の好きなタイミングでスタートしていいので、単純に帰ってきた時間が早いほうがいい、と
いうワケではないんですよ。
まるの機体オーナー、ポーランドのアダムさんのデュオディスカスも帰ってきました。これは20mクラスの複座機です。今日のタスクは20mク
ラスのタスクが408km、クラブクラスは479km、スタンダードクラスは541kmで、まるのクラスがイチバン距離が多いので時間がかかります。でも
はやく帰ってこないかなー。
まる帰ってきた!19時12分過ぎ!!
滑走路の端でカメラマンがひとりになっても待ち続けた甲斐がありました。よく帰ってきたね!
滑走路の上には積雲なんてもうなかったのに。11時に出発して8時間のフライト、お疲れ様。今日は実にやることなすこと上手くいかなかったみたいです。まあ、そんな日もあるさ。よく背中のエンジンを使わなかったね。本当によく帰ってきた。だってアウトランディングした
機体が5機もいたんだよ!
Day13 Standard Class Day 26位相当 Total 24位相当
http://www.egc2013.eu/results/
(河村)
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