2013/07/23

ヨーロッパ選手権 大会13日目①

18日木曜日、朝のブリーフィング始まりました。今日も30分繰り上げての開催です。ロングタスクの予感です。なお、ブリーフィングは前日のクラス別優勝者の紹介から始まります。いつの日か、我らが日本チームもここで紹介されたいですね!

17日水曜日、スタンダードクラスの優勝はポーランドのセバスチャン・カワさん (Sebastian Kawa)です。競技が成立した7日間のトータルでも2位に200点近い差をつけてトップに立っている実力者です。まるをして「カワさんのフライトはまだ 自分に理解できない」と言わせるほどの腕。ココが我々ニッポンが目指す目標です。


今日(18日)の天候予測です。見方が分からない方は、申し訳ありませんが過去の投稿をご覧ください。今 日は下から3段目の覧をごらんください。サーマル(m/s)と書いてありますね? これは上昇気流の強さを表します。ちゃんと上昇気流を捕まえれば、グライダーの計器がこれくらいの値を示すだろう、という予測です。これを見ると、今日は 17時近くまで強い上昇気流が予測されるのです。つまり「条件バリバリ!!」 ってことですね!
そしてこれが今日のタスクです。昨日まで2日間続いたAAT(アサインド・エリア・タスク)ではな くRT(レーシング・タスク)になっています。決められた4つの旋回点を順番にクリアして帰ってきます。今日のタスクは長く、なんと541キ ロ。これだけの距離を動力を使わずいとも簡単に飛んでくるトップパイロットの競演がこれから目の前で繰り広げられます。まる曰く「目指せ平均時速 120km!」。達成できた場合、スタートから4時間半で帰ってくることになります。さあ、30分後の曳航開始に向け出撃です。行って来ます!

今日の雲です。昨日より雲底が高いような気がします。
ランウエイ中央の発航帯に90機のグライダーが居並ぶ姿は壮観。いい1日になりそうです。


出発前。まるの愛機はポーランドのアダムさんからレンタルしているディスカス2CT。実は背中にエンジンを背負っているのですがこれで離陸することはありません。そして、競技中にエンジンを使うと、エンジンなし機のアウトランディング(場外着陸)と同じ扱いになります。つまり失格ですね。背中のプロペラは緊急時用に封印しているワケです。朝お伝えしたように、同じディスカスでもまるの機体は胴体幅をあまり絞り込んでいないもの。これはこれで、なかなかふくよかですね。

 ハイ! 今日も撮りましたチケットガールズ。曳航機のチケットを回収にくるお姉さん達です。
彼女達も、もう分かっていてこちらからお願いする前に「Photo?」と声をかけてきてくれました。
まる、役得の一瞬です。


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