競技2日目、丸山が飛んだ空。条件は悪くないのですがサンダーストームが迫り来ている、という予報のため競技時間が短く設定されました。このところ、ずっとそんな天気です。終日バリバリの条件であれば、400km、500kmのスピードタスクが設定されるようになるでしょう。この時が勝負です!
「オリンパスはずっと青い」
確かに。オリンパスの表現する空は蒼いです。撮影は全てオリンパス。そしてフェイスブック投稿の9割方はフラッグシップの OM-D E-M1 です。
湿気の少ないポーランドの夏の空は吸い込まれそうな青さです。
そうそう。忘れていました。自力で発航できるグライダーもあります。オープンクラスのグライダー達です。このプロペラは離陸時とエマージェンシー時に使うもの。高度が得られれば背中に締まってしまいます。
オープンクラスとは、翼幅に制限がなくなることを意味します。前から見るとこんな感じ。めちゃめちゃ長いです。
滑走路エンドには生活道路が横切っています。グライダーが着陸するときも離陸する時も、クルマはオフィシャルスタッフに止められます。そしてタイミングを見計らってゴーサインが出されるのです。でも世界選手権時の曳航機の数といったら…。なかなか横切れません。
ウインチ曳航の時に機体から切り離され、上空から降ってくる索を拾ったり、機体のグリッド位置まで伸ばしたりする役目のクルマを「リトリブ」といいます。まあ狩猟犬でいうところの「レトリーバー」と同義語ですが、ナンバーのない払い下げのクルマを使うのは万国共通のようです。ヨーロッパではそのリトリブまでがなんだかカッコイイです。
文・写真 河村
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