2014/08/04

TEAM MARU 写真館 【世界選手権大会風景②】

ブリーフィングはチーム監督の増谷さんと一緒。市川さんは一番前に陣取って真剣な眼差しです。




































ポーランドのエース、セバスチャン・カワ選手。さすがの Day2 トップ。みんなが追いかけている背中です。




































発航前。パイロットの集中力も高まります。






お父さん頑張って!


考えることは人間もワンコも一緒です。


130機もいると、ランウェイはグライダーの海です


陽炎に揺れるオープンクラスの曳航。水バラストを一杯まで積んでいるので離陸もなかなか大変です。

全機曳航20分後にスタートゲートが開きます。その後、パイロット達は気象条件を判断しつつ独自の時間でスタートを切ります。誰が先頭を切って出ていくのか、その心理戦の中、ひとつの上昇気流にこれだけのグライダーが集まります。そして本命の機体が飛び出ると、まるで生き物のようにグライダー達がサーマルから流れ出します。パイロットにとって一番危険で緊張する場面ですが、下から見上げていると一匹の竜が空を飛んでいくようで、本当に美しいです。ぜひ一度見に来てください。 — 場所: Lotnisko Leszno
丸山と同じASG29の帰投風景。水バラストを積んだまま着陸すると着陸速度が速くなってしまう上に機体が重く、壊しやすくなってしまうので着陸前に水をダンプ(放出)するのです。これが滑走路エンドにいるカメラマンの上に飛んで来ることがあります。なんとも気持ちのいいシャワーです。翼根側の動翼「フラップ」を下げ、低速性能をアップさせて着陸します。



























オープンクラスのゴール。大きいです。胴体の長さは15mや18mクラスのグライダーと変わらず、翼だけが異様に長いです。彼らは遠くに低〜く見えても高度を落とさず着陸してきます。 
























18mクラスに2機エントリーしているフランスチーム。コンテストナンバー MD は4日目トップだった Bouderlique Louis 選手の ASG29E。IB は Cousseau Christophe選手のASG29。この機体は同クラスの中で最も多く46機中25機と過半数を占めています。


こちらは18mクラスのベンタス2。ドイツはシュンプヒルト社の機体で2機とも Ventus 2cxT です。EK は スロバキア、ABはデンマークの選手です。ベンタス2は18mクラスに8機のエントリーですが、15mクラスでは46機中25機と圧倒的な人気を誇ります。佐々木クルーが「ベンタス3はいつ出るのでしょう?」と言っていました。少なくともこの大会には出てきていませんネ。 


南アフリカは ヨンカーセイルプレーンズ社の JS-1。18mクラスに10機、オープンクラスに5機エントリーしています。18mクラスはASG29 × 25機、JS-1 × 10機、Ventus 2 × 8機 とこの3種の機体で 9 割を超えています。

文・写真 河村

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