9時半:グリッド(準備が出来た機体を滑走路に並べる)完了。気温も上がってきて朝の鱗雲もなくなりました。
12時過ぎ:積雲ができはじめています。スタッフの皆さんも暑そうです。過ごしやすくなったかと思いましたが、やっぱりまだ夏です。一つだけ急にモクモクと高く伸びた雲がありました。振り返ってみれば、これが、上空に不安定な層があって、この後突き抜けるサインだったのでしょうか?
13:36、18mクラスのStart Gate Open. MARUは約20分後にスタートしました。このとき大会本部から無線が入ります。「タスクエリア中央にビッグサンダーストーム。」で、どうすれば...?という気分ですが、空を見て、気象データを確認して、ひとまず状況をMARUに伝えます。
その後しばらく順調に進み、1時間後にMARUから無線。「第1旋回点方向、真っ暗で進めません」衛星画像を確認して返信。「この先は、南側20kmまで雲が広がってます。旋回点自身は今のところ晴れ。ライブトラックの15mクラスは南へ迂回しています。」帰宅後に聞いた話では、このあたりは雲の薄いところを南東へ進んだそうです。確かに赤外画像にも薄いエリアが見えています。
15:13、(90km先、高度600m付近)MARUから電話。「どの方向も真っ暗で、どうしようもないので諦めて帰ります。帰れそうかレーダーの確認を。」レーダーや赤外画像、地上の風や周辺の空の様子を確認します。白黒の赤外画像だけでは発達具合がわかりにくいので、カラー化したデータも見比べてみました。「南側から迫ってきていますが、帰り道はなんとか大丈夫そうです。レシュノ周辺20kmはまだ晴れています。」
朝の天気からは想像できなかった雷雨ですね。
返信削除ポーランドでOLしたら、GPSがないと場所が皆目わかりませんね。