あれは、公式練習日最後の日だったと思います。
「これだけ平野が果てしなくひろがっていると、山がちな日本と違って、地球がより丸く見えてくるよね」
丸山が言っているのはもちろん、グライダーが競技で飛ぶくらいの高さです。1000mとか2000mでの話です。
ブダペストからフランクフルトに向かう道すがら、そんなことを思い出していました。
ヨーロッパの平野では平野ならではの。森や川、畑や街ではまた、その土地ならではのサーマルのつくられ方、風のふき方、天気の変わり方があるといいます。
同時期にフランスで山岳滑翔を楽しまれていた櫻井 玲子さんも、何度も通われるにはきっとワケがあるのでしょう。
若いパイロットのみなさん。
渡り鳥になるのなら、早いほうが楽しいかも知れませんよ。
渡り鳥になるのなら、早いほうが楽しいかも知れませんよ。
でも、経験ある方のお話を聞くのも忘れずに。
ポーランドのSebastian Kawa選手が、今大会で撮影したガグル。最終日24日の投稿です。すごい数!この中に丸山がいたのかもしれませんね!
photo from Sebastian Kawa |
ハンガリーのリチャードさんです。
今大会、丸山に ASG29E を貸してくださったた方です。
大会11日目となる7月23日に丸山を激励に来てくれました。これは、その夜開かれた「インターナショナル・デイ」のひとコマです。
ハウストレーラーを牽引しながら競技会場までクルマで走ってくる欧州各国の選手団と違って、実質的に機体を搬送できない日本人選手にとって、こうした現地での良好なリレーションシップはとても大切です。
リチャードさんはクルーを込みで機体を貸してくれて、競技会場までの搬送から地上でのオペレーション、組みバラしに到るまでフルサポートで対応してくれます。
これは、過去に機体単体で「貸しっぱなし」にして機体を乱雑に扱われり、壊されたりした苦い経験から、このようなトータルソリューション方式に変えた、という話でした。
とはいえ、丸山は基本的に機体を壊さず、大切に扱って飛ぶので、貸すほうにしてみれば、とても安心できるお客さんなのだと思います。
リチャードさんは大会中も度々フェイスブックや電話で応援して下さいました。最後に、ワイナリーのワインまでお土産にくださいました。
ありがとうございました! リチャードさん。
河村
Facebookアップ記事をブログにそのまま掲載しています。
https://www.facebook.com/TeamMaru
0 件のコメント:
コメントを投稿