2018/08/13

2018グライダー世界選手権大会 Day12

Aug.11(Sat)

競技会12日目、いよいよ最終日となりました。

Competition Day12

大会12日目。最終日です。
朝から快晴!旗が見つかればレースが出来る条件となりました。
タスクは3時間のAAT。今日は西風が強い予報。気温は27度まであがり、上昇気流のトップは2000mぐらいになりそうです。今日はどのように飛ぶか、パイロットとクルーで作戦会議中です。


Type:Assigned area task with 4areas Task time:03:30:00 Task distance:263.1km/527.5km(386.3km)



犯人は不明のままですが旗は無事に見つかったことが報告され、本日は大会開催となりました。大会最終日はクラウドストリートができる、グライダー乗りにとってはわくわくのコンディションとなりました

今日のお隣さんはフランスのJean-Denis選手。2週目にGirl friendのTomokoさんが来てから調子上げ上げで現在総合3位!まさに勝利の女神です^_^
TomokoさんはTeam Maruも応援してくれています。こちらも調子上げて最終日を楽しみます!
Go Jean-Denis!  Go Maru!



昨日の雨の影響がのこり、晴天なのに上昇気流のコンディションが整わず試合開始まで時間がかかりましたが、いよいよ発航開始です。

「Takeshi, Are you ready ?」「Yes!」今日もラインボーイたちに声をかけられます。

準備は万全、行ってきまーす!



WGC2014,EGC2015,そしてWGC2018にも来てくれたベテラン応援クルーの髙木さん。ヨーロッパでの大会に詳しくなりつつありながらも、グライダーの数や飛行場の大きさに毎回驚いています。
出発前のMaruを応援したのち、飛行場の最寄り駅(ローカル線の無人駅)までお見送り。公共交通機関を駆使する旅に戻りました。
今回もありがとう。よい旅を!  


本日の結果
Daily 30位/45機中 (結果はこちら
Total    36位/45機中  (結果はこちら

■丸山のコメント
「8割とれたと思ったら、トップが速すぎました」
今日は昨夜の雨の影響で飛行場周辺のサーマルスタートが遅れたため、タスクは2時間半のエリアタスクとなりました。そのため、スタートは14時半以降と想定され慎重に待ってガグルとともにスタートしました。第一レグはコースどりが今ひとつでしたが、第二レグ以降は順調な飛行となりました。しかし、あまりにも大きな集団でのフライトなり、グライド中も上下左右にグライダーがいるのでドルフィンの際にぶつけないか、ぶつけられないかが怖く積極的にはいけませんでした。とはいえ、内容としては悪くなく目標の得点率80%は行っただろうと思っていましたが、総合トップのウォルフガング先生(ナミビアでのインストラクター)が速すぎて80%が達成できなかったのが残念でした。大会前半で感じた異次元の速さを今日も見せつけられた日でした。
そして先生はそのまま総合優勝を決めました。2度目の世界チャンピオンです。おめでとうございます!

皆様の応援のおかげで、事故無く大会を終えることができました。
成績は伸び悩んだところがありますが、楽しい2週間を過ごすことが出来ました。
ありがとうございました。

Farewell party
夕方からは撤収作業を行い、夜はフェアウェルパーティに参加しました。
明日はレースがないので今日はパイロットもゆっくりお酒と食事を楽しんでいます。

今大会のパイロットの平均年齢は51歳、オトナ中心の大会になりました。そんな大会を支えてくれたグランドスタッフの平均年齢はなんと16歳!猛暑の中大活躍だった彼らに向けて、オーストリアチームの声かけによる感謝の寄付が行われました。数名の大人と10数名の高校生で運営された本大会は各国からも非常に評価が高く、スムーズでフレンドリーな素晴らしい大会でした。

9時をまわると会場はダンスタイムに。クルーの市岡さんもスタッフと踊ってます。

明日は閉会式です。

TEAM MARU 赤石

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