2015/07/20

2015 ヨーロッパ選手権 rest day (July.19)

07.19(SUN)

さてみなさん、実はお知らせがあります。明日というか日本時間では今日19日日曜日の競技はなくなり「レスト・デイ」となりました。ですので、明日は体をゆっくり休めます。私もそろそろ寝ます。その前に、1本、どーでもいい動画をシェアしておきますが、グライダーとは全く関係ないのであしからず。ではまた明日!


始めにお断りしておきます。
グライダーとは全く関係ありませんのであしからず。
寝ぼけまなこですが。
日本に置いてきたワンコを思い出しつつ。
出撃前の幸せな時間。
今回のレンタルハウスにはなんと!犬二匹に馬が二頭!
なかなか賑やかです。詳しくはまた後日ご紹介しましょう。
映像はこちら→ 「ハンガリーのワンコ」

繰り返します。
今日19日 日曜日はレスト・デイになりました。
最高気温40℃の灼熱の1日になる予報がでていますが、グライダーもヒトも、ゆっくり羽を休める1日となりました。
ニッポンのみなさんも、くれぐれもお体に気をつけて!





日本から助っ人搭乗です。皆さんは 2014年の世界選手権でクルーとしてポーランドに随行した 佐々木洋子さん を覚えていますか? 実はあの時、彼女のおかげでタスクが発表された5分後には写真のようなマップが出来上がっていました。
全クラスのタスクをグーグルマップ上に重ねたもので、これと丸山のトラッキングデータを合わせて見ながら我々は無線交信していたのです。衛星画像の雲と旋回点を比べて見たり、丸山がマークする機体を特定するために使ったり、非常に重宝していたものでした。
それが今大会では用意できず困っていたのですが、日本へ連絡すると佐々木さんは快くその方法を教えてくれました。というより即席のプログラムを造って送ってくれたのです。これにより、文系クルーでも問題なく3クラスの混合タスクマップが作れるようになりました! ありがとう佐々木さん!





























…というワケで、ハンガリーでも3クラス分の混合タスクマップが得られるようになりました。見方は簡単です。赤が丸山の参戦する18mクラスのタスク。緑は市川さんが参戦している20m複座機クラスのタスク。青がオープンクラスのタスクです。小さな円がゴール地点で、半径3kmに設定されており、どのクラスも同じ場所を利用していることがわかります。
せっかくですので、ここで Day4のおさらいをしてみましょう。あの日、20mクラスとオープンクラスが既に帰投しているのに、ランウェイエンドでカメラを構えていた私が 丸山の18mクラスを18時過ぎてもひたすら待ち続けていたことはお伝えしました。そのからくりはこうです。
まず、上のマップを見て下さい。これが朝発表された当初のタスクです。18mクラスは522km、20mクラス502.9km、オープンクラスは510.7kmと、3クラスとも壮大なロングタスクが組まれていました。どのクラスもスタートしたらいったん西へ向かい、その後東のエリアに折り返す、というコースが組まれていたのです。
ところが、出発時間が予想より大幅にディレイしたことを理由に、18mクラスの曳航が始まったあと、20mクラスとオープンクラスはタスクが短縮されたのです。それが下のマップです。そうです。後発隊は西へ行かず、滑空場の東のエリアだけ使う短いタスクになったのです。20mクラスは360.92km、オープンクラスは380.28km。それぞれ130〜140km短縮されたワケです。
だから、18mクラスだけ帰投が遅かったワケです。なーんてことも一目瞭然で分かってしまうこのタスクマップ。チーム内ではもう「佐々木マップ」と呼ぶことに決定していますが、今後もますます活躍してくれる予定です。
ありがとう佐々木さん!


もう、お分かりですね? お酒で真っ赤になったガボール(Gabor)の手前が、我らが 佐々木さん です。この写真は2014年にポーランドはレシュノで行われた世界選手権の時のもの。競技が半分消化された日に開催される「インターナショナル・デイ」のひとコマですが、実はこの欧州選手権のインターナショナル・デイも迫ってきているのです。
ああ、この時はニッポン女子力全開のパワーが酒パワーと相まって会場を席捲したものですが、今年はまるとふたり…。ちょっと寂しいけどがんばらなきゃなあ、と思う今日この頃でした。





河村
Facebookアップ記事をブログにそのまま掲載しています。
https://www.facebook.com/TeamMaru

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