2014/08/07

TEAM MARU 写真館 【世界選手権大会Day5】

この日は条件が微妙でなかなかタスクが定まらず、結局グリッド上で発表されました。いそいでフライトコンピューターに入力する丸山。ちなみに、ラップトップで入力したデータを機体のコンピュータに送るにはSDカードを使います。このほかにPDAにも入力し、手書きのマップにもタスクを書き込みます。出発直前にタスクが出るとパイロットは大忙しです。



出発前。

































乗り込んでスタートを待ちます。Day5は一番グリッドでした。先頭を切ってスタートします。グリッド順は毎朝発表されます。主催者ホームページのトップ画面左に「GRID」というリンクがあります。そこから見ることができます。
http://www.wgc2014.hb.pl/
丸山の18mクラスが左(北側)、15mクラスとオープンクラスが右(南側)というのは変わりません。グリッド表を見てるとオープンクラスはやっぱり翼幅が長いんだナーと思います。
1番グリッドで発航すると、同クラスが全機飛び立つまで1時間上空で待つことになります。さすがに丸山でも「1時間は長いナー」と言っていました。出発前はタスクを考え合わせながら「あっちに雲ができはじめてるナー」とか「スタートまでどの辺で高度を稼ごう?」とか、いろいろ観察する時間です。

































出発です。水バラストを満タンに積んだ丸山機はなかなか浮きません。でもやはりこの日は条件が悪く、上空で70リッターほど放出したそうです。機体を重くして巡航速度をアップさせるより、ある程度軽くしてサーマリング中の上昇効率を上げるべき、と判断したのです。

グリッド上に怒り目のダックを発見!
ランウェイは暑いのです。



文・写真 河村

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