雲一つ無い空に昨日と同じように逆転層ができています。
曳航機も朝の準備をおえてスタンバイ。
本日のタスクはこちら。最初はタスクAの予定だったのですが気象条件をみてタスクBに変更。
ブリーフィング後にタスクが変わることもあるのでパイロットはどちらになっても大丈夫なように準備をしておきます。
今日のタスクBは滑空場をはさんで行ったり来たりのパターンになりました。それでも距離はトータル468km。本日もロングタスクです。
ちょっとここで今回使用しているカメラについてご紹介。
今回のブログで使用している写真は広報チームではなく、カメラ素人のリーダーが撮影しています。機材協力いただいているオリンパスイメージングから借用した OLYMPUS STYLUS1を使っています。これが結構使いやすい。
広報班からは、「このカメラは背面の液晶のほかに一眼レフみたいに飛び出た部分に液晶ファインダーもあって、そこに目を当てて両腕とおでこの3点で固定して撮るとブレの少ない写真が撮れるよ」と言われて来ました。
なので近くのものを撮るときは iPhone のように大きな背面液晶で、
遠くのものを狙う時はファインダーをつかって脇を締めながら撮影しています。
とにかくこのカメラ、小さいのにズームが効いて100m以上先のものも大きくキレイに撮れます。とはいえ、上空500m以上を旋回して上昇していくグライダーを撮影するのはちょっと難しい。というのが感想です。
今日の写真はズームしたものが多いのですが、雲の様子など全体の風景を撮るときにはズームせずに撮影しています。広くも撮れるしズームも簡単。暗い屋内のブリーフィングでも明るくブレずにとれます。
それは「レンズが明るいから」だそうです。難しいことはわかりませんが、コチラ をご覧ください。正直、コレ1台で何でもこなせてしまいます。
専門的なことは全く説明できませんが、そんな素人でこのレベルの写真撮影が可能だ、ということは参考にしていただけるのではないでしょうか。
そんな私の本日のレポートです。
ラインナップもおわり発航は10:30から、となっていましたが気象条件がまだできあがらずしばし「待ち」です。こちらは翼の影で地図を見てます。ルートチェックと作戦を考えているのでしょうか。
今日もセントカ師匠が来てくれました。弟子が出向くのではなく師匠が来てくれるというありえない環境です。毎日師匠を見てますが、本当にパワフル!レジェンドオーラがあります。
Maruの今日の目標は「師匠についていく」「あせらない、あわてない」です。
オープンクラスに参加しているDuoDiscus(複座機)の後席に今日は子供が乗るようです。パラシュートも背負ってばっちり決まってます。パイロットはエントリーした人しか乗れませんが、後席は操縦できないように設定しており、いろんな人が日々交代で搭乗しているようですね。
楽しんできてね!
選手が戦っている間にCrewはランチタイム。
ロングタスクでサンダーストームの心配もないこんな日はあわてることなくゆっくりランチ。
Gáborが好きなピザの美味しいイタリアン。Gábor、45cmのピザを完食しちゃいました。(iPhoneで撮影)
満足したあとは滑空場にもどり、Maruの帰りを待つことに。
思ったより早くMaruからの「10k」(滑空場手前10kmの意味)の無線が。
今日はうまくいったか!?
いそいそとカメラを取り出し「あれだ!」と撮った写真。が、実はこの後ろがMaruだった。。。
のでMaruの写真は撮れませんでした。(同型の機体ですのでイメージしてください)
さて結果は??
あ、うまくいったらしい!!
今日はスタートからゴールまで、かなり納得のいくレースができたようです。
ASG29Eにも慣れてきて、セントカ特訓で学んだことが少しづつですが理解して実行できるようになったとのこと。アウェイで戦うためには事前の慣熟は大事ですね。 本日の結果
グライダーを格納して本日の競技終了。この時点で17:15。積雲はだいぶなくなりました。
恒例のビールで今日の振り返り。そこに毎日Maruにブリーフィングの内容を通訳して伝えてくれる
Mikolaj が登場。(スタンダードクラスに出場)「今日はエンジン使わなくてすんだ?」「もちろん!」という会話からスタートしてポーランドの選手たちについて、いろいろ教えてもらいました。こういう交流も大会ならではのものです。
疲れをとって明日に備えます。
赤石(撮影:OLYMPUS STYLUS 1)
パイロットレポート
本日は水を10秒(約20リッター)抜いて飛んでみました。前日までフルウオーターで飛んでいたのですがハンドリングがいまいちうまくいかなかったためです。このためか、本日はハンドリングがよく、遅れることなくガグルと飛べました。
Stalowa wola 近辺は南東の風になるとポーランドの南東からの風と南からの風がこの付近の森のあたりでコンバージェンスになるようですばらしいコンバージェンスが発生し、今日はコンバージェンス沿いのタスクをかっ飛ばして飛べました。私の場合は60km程度を旋回無しで、L/D = 500 程度で飛べたのですが、トップは 100km 以上を無旋回でグライドして、さらに平均グライドスピードが 10km/h以上早く飛んでいます。このあたりがトップクラスとの大きな差ですね。。
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