世界選手権への参加を通じてやりたいことは、このチャレンジにより得られたノウハウを日本の滑空界に知識・技術面でフィードバックして、日本のグライダーパイロットのレベルアップをすることです。クロスカントリーは出来るようになったけど、もう一段上に行きたいが越えられていない壁を簡単に超えさせることです。
- 2013/9/21
- トラックログ
- Uさん同乗トレーニング
- 夏の空気、南風。25km - のエリアのみ 積雲 5000ft。谷風でブローしているところのみがしっかりしたリフト。雲と、丘を見て、リッジでブローしているところを狙う練習
- まだロングスパンの機体を乗り込めてないので、ロールインしたいところでしっかりロールインさせきるコントロールの練習を実施
- 2013/10/13
- トラックログ
- Nさん同乗トレーニング
- 西北西(280 deg) 強風が滑空場付近のみで吹き抜け、コンバージェンスまで曳航してエリアにイン
- 写真は栃木市の南端あたりで北から南を見た写真。当日カメラを忘れたので、クラブ員Sさんの写真を拝借。煙の向きがオレンジ(西風)と緑(北風)で90度異なるのが分かります。オレンジから上側(南側)は西風強風エリア、下側(北側)は北風弱風エリア、境目がコンバージェンスライン
- 秋は野焼きが多いので、煙の向きと、上空の積雲ラインを対比させて、極力ラインを意識して飛ぶ練習。(どうしても皆さん一つ先の雲しか見ていないので、3つ先の雲までのラインを意識)
- 探り舵を減らし、無駄なGを極力かけずに、リフトの重力変化のみを感じられるような操作を心がける。
- 2013/10/14
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筑波へ向かって east band 北(奥)の方が雲底が低い。てっきり南側(手前)が雲底が低くなると思っていたのですが逆のようです。笠間の谷を風が抜けてくる風の方が湿っているようです。海が近いから? |
- トラックログ
- ウエザーデータはハング日本代表選手の方のブログから引用させていただきました。
- Yさん同乗トレーニング
- 朝は上層雲に覆われて良くない空だが、離陸準備が整った頃から東20km に積雲発生。弱い時間帯に離陸、弱い中でアクティブな東の空気にコネクト、予想4000ft Cu なので、東へターゲットを定める。そこからは東へ、東へ。
- 前に出ながら雲の判断練習。雲のどのポイントを狙うか?(サニーサイド、形、厚み、ステップ、崩れる兆候、対流の連続性(ライン))
- 自信がなくなると減速してしまうので判断、判断、決めたら前へ、迷いが見えたら後ろから叱咤激励
- デモを交えながらラインの判断の判断のポイント、フラップ操作のポイントをデモ
- スムーズな上昇を感じるために、さらにスムーズなロールインを!
- 筑波山頂を3500ftでターン。まだ前席が機体に慣れきっていないので、遠出より確実なリフトラインでの練習に切り替え。思川沿いの南北30kmのコンバージェンスラインでフラップトレーニング
- 最後は滑空場付近まで東から海陸風前線が入ってくる。この日も煙が多い。利根川沿いは東風が先に抜けてしまい、前線が西に抜けてしまって置いて行かれたので、渡良瀬川沿いに戻って滑空場上空に差し掛かってきた前線で再度上昇。羽生の南に飛行船の秘密基地を発見。
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羽生滑空場の上あたりから西の空。このあたりは東風(緑)奥は北風(オレンジ)上空の雲(赤線)がコンバージェンス |
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