昨年から開催が延期された2021年グライダー世界選手権ドイツ大会に向け、TEAM MARU は参加準備を進めてきましたが、オーガナイザーより今年夏の開催は困難との判断があり、世界選手権開催キャンセルの発表がありました。
Cancellation of the 36th FAI World Gliding Championships in Stendal
世界選手権開催のため、オーガナイザーは2年にわたり準備を進めてくださいました。無観客開催、参加チームや大会スタッフへの定期的なPCR検査の実施、陽性の際の隔離方法、マスク着用、3密回避、オンラインブリーフィングと様々な対策を取り入れて進めてくださったのですが、ザクセンアンハルト州およびStendal市から開催許可がおりなかったようです。
開催に向けて準備を進めてくださったオーガナイザーの皆さんに感謝します。オーガナイザーの皆さんには2019年の準備大会でも非常にお世話になりました。今回の決定はオーガナイザーの皆さんにとっても残念だったと思います。
2021年シーズンは本戦の練習のために5月連休の Klix ローカルコンペ、5月下旬のBayreuth でのドイツ選手権に出場を予定し準備を進めていました。しかし、再び増えたドイツの感染者数は3月から1.5万人~2万人/日で推移、なかなか昨年の夏のように落ち着いた状態にはなりませんでした。ワクチンの接種も30-35万人/日のペースで進んでいるようですが、行き渡る状態にはもう少し時間が必要なようです。
なお、2021年8月の世界選手権フランス大会(15mクラス、スタンダードクラス、クラブクラス)は現在開催の方向で進んでいるそうです。(フランススポーツ省はグライダー世界選手権大会はトップアスリートの大会と位置づけており、開催許可を出しているとのことでした)
次に向けて準備を進めたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
TEAM MARUパイロット
丸山 毅
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