2014/03/21

2013ヨーロッパ選手権フライト日記 day8 (7/18)

Task  541.1 km fixed task  
Results  25 位  81.2 km/h 560  Point
Meteo  昨日よりは積雲になる予報


Briefing




day7 に比べると逆転層が弱くなってみるのは下層の空気が暖まったため、要するに条件悪い、トリガー温度が高くなる

予報では昨日同様の積雲コンディションになる予報だが、、

flight

before start
540km day 曳航開始 11:00 std は 1st grid 11:20 曳航終了、11:40 gate open
100kph で 12:30 にはスタートしたい
でも予想より全然条件悪い 1100m しかあがらない

start

仕方が無く12:27 にドイツが出たので一緒にスタート、ドイツ、スロバキア、オランダ、フィンランドで
良いタイミングでスタート。



1st leg
全然条件悪い、1200m max これでは 80 - 90 kph しかでない
前半は雲を求めて南にオフトラック、1st leg 後半からブルー、旋回点付近は低地帯で悪い場所。


2nd leg

でも強い選手は下げずに 900m - 1200m でいくが、私は下げてしまって600m - 900m でだましだまし、一昨日から上がりで遅れなくなったのが、遅れ始める。上がりが弱い、ブルー逆転層の下に入ってしまったんだろう。ちょっとだけ風に対してセンターが風下にずれていることが多いと思う。



2nd legはオントラック、kawa はかなり南の積雲にオフトラックしたがこれはやり過ぎ

Kalisz の街の手前の丘からようやく上がり始める
パフラインが出来ているので進む
Kalisz を過ぎてようやく積雲エリア
このあたりで 8分後スタートの 2nd ガグルに飲み込まれるのでこのガグルと一緒に行くことにする。
ここからは順調

Leszno まで来たところで600m以下に下げてしまい、迷って1m/s で回ってしまう。
S1 のルート か、他の機体かを迷って多い方を選んだが、上がりあぐねた。疲れか?
同じ高度の AU が上がっていくのに上がらない。
積雲の下だがインバージョンが強い。1100m 1500m に逆転層でひっかかってあがらない。
仕方が無く 1m/s の弱いので 1100m まで上げて、次の雲に 700 m で届く高度になったら出て試すが、上手くいかず上の層にあがれない、これの繰り返し。

2nd leg 最後は他の機体の下で上がらない、仕方なく 90 度オフトラックでやっと 1.6m/s これも 1500m で引っかかってしまう。
迷ったらオントラック
このあとは一人旅


3rd leg
雲底は 1700m くらいなのだが 1500m までしかあがらない、ので、グライドでドルフィンが全く伸びない。(上の良い空気で無いとドルフィンが伸びない)。上がって、前に出て、あがって、700mまで下げてしまったときは弱いのであげなおし。この日は7回 600m まで下げた内の6回目の 600m 。不思議と降りる気はしないのだが、強いのが引っかけられないので、とにかく根気よく、今に集中して、フィニッシュできないかもとか考えずに、とにかく目の前のリフトに集中。
一人旅になったことと、リフトの間隔が開いたことで逆に集中できた気がする。
3rd leg の後半になってようやく 1700m の雲底まであがり、少し余裕ができる。20m クラスの機体と合流、こいつらもフィニッシュできるのか、と思いながら 20m クラスの機体のコースを使いながら3rd TP へ

210km の長いレグ。

4th leg

17:30 でようやくクリア。あと 90km
最終レグなので、1hでフィニッシュできるだろうからなんとか間に合うかと思ったが、そうもいかず、1m/s 以下を2つ拾うことに。次の雲まで届くか、祈りながらのグライド。でもあとから見直すと、もっとクルーズスピードを上げるべきだろう(135kph くらいなので、150kph にはするべき、head wind 考えて 170 kph 程度)


46km 1560m で上がらなくなりファイナルグライド。



反省

昨日までは調子よかったガグルの上がりがイマイチに。。もっと風を意識、低いところに入ったときは真下では無く風上に入ろう。

一人になってもスピードダウンせず、プッシュ、プッシュ!

あきらめない気持ちは良かった

スコアは良くなかったものの、気持ちは充実、とはいえ、疲れていたんだと思う。さらにこの日の夜、帰宅後にSMSで呼び出されて突然のチームキャプテンミーティングもあり、夕食も落ち着いて食べられず、レビューもろくに出来ないうちに寝ることに、翌日に響いたと思う。気持ちの切り替え、疲れを早くとる方法の開発が必要。

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