https://www.skylines-project.org/flights/28147/
http://www.onlinecontest.org/olc-2.0/gliding/flightinfo.html?dsId=3484055
朝のうちは曇り気味で、慣熟フライト日和かと思いましたが、昼前から晴れ間も出てきて、高気圧の中の時に必ず発生する足尾の谷の積雲(40km先)もしっかりしてきたところで12:45頃離陸しました。
低いところは3500ft, たまにブレークして4500ftあがるが山に入れるコンディションではないのでエンジンラン。途中は全く対流が無い状況です(いつもならもう少し対流があるのですが、やはり雪の影響が強いようです)
36km先で6600ftでコンバージェンスに届き、エンジン格納。
ここもほぼいつものポイントで7000ft。
普段より湿った空気が西に入っているパターンなので、足尾の谷を渡って谷の中のコンバージェンスで 北上(これもセオリー通り)このあたりは8000ft
中禅寺湖の南斜面でブローが上がってくるのをしばらく待機してブローを待つ(雪が多いのでブローがくるまで(熱が溜まるのに)時間がかかるので、タイミングが合わないときはしばらく待つのが必要です)
9000ftまであげきって中禅寺湖を渡り、男体山の山頂のコンバージェンスへ。(東風が強い日は男体山の山頂を境に南北のコンバージェンスが出来ます。これに引っ張られて中禅寺湖の真ん中にも南北のコンバージェンスができます)
男体山に渡った後は雲底が10000ftにあがっていて、コンバージェンスがアクティブ。と雲の西の縁をねらって移動しながらずーっとコンバージェンスで北上。
地図と照らし合わせながら見ると鬼怒川温泉の谷をずーっと奥まで東風成分が入り込み、栃木県と福島県の県境の山脈まで湿った空気が入り込んでいることがわかります。以前NimbusでKさんとコンバージェンスで那須まで行ったときはもっと東の山脈沿いにラインが9000ftくらいだったのですが、それよりもさらに奥に、高いコンバージェンスが出来ていました。
高原山の西15kmあたりからはコンバージェンスの前面がサーマルwaveになっていて、12500ft程度でかっ飛ばしながら北上。左手に会津高原の盆地、スキー場といった那須の裏山を初めて飛びました。(福島南部の山は広く長い雪山が続いていました)猪苗代湖も綺麗に見えました。
那須の手前で15:00でターンして南下開始。日が傾くとコンバージェンスも弱まるのか行きのようには快適には行かず、当初は帰りは尾瀬を回って帰れるかとプランしていたのですがそこまでは良くなく、女峰山手前で9000ftを切ってしまい、帰り道の目の前に男体山が壁のように立ちはだかる、南アルプスで閉じ込められたような気分。
日が傾いてさらにリッジも弱まり、作戦変更で女峰山のコンバージェンスに戻して高度を獲得して安全に男体山を越えられる高度になり、帰投。
帰りに見ると筑波から八溝山もすごいコンバージェンスでした。友人のハングパイロットは黒磯までこのラインで飛んだそうです。
天気図だけ見ると一見だめなかんじ、全体的に谷の中 |
栃木県内を南東風が福島の県境まで入っていることがわかります。我々は西側のコンバージェンスを使いました。筑波から離陸したハングの皆さんは茨城の東から入ってくる海風にトリガーされる東側のコンバージェンスを使っています。 |
40km 地点でコンバージェンスにコンタクトしてエンジン停止 |
奥に見える男体山の北側のコンバージェンスを狙うことに |
男体山の東側に低い雲、コンバージェンス |
右手が男体山からのコンバージェンス 高原山、那須岳の裏を通って未開の地!左手は会津高原の町 |
奥に猪苗代湖が見える |
会津高原の町、西側はブルー 日本海まではまだかなり遠いです。 |
同じ場所から東側 那須岳はコンバージェンスの中 |
帰りの中禅寺湖。コンバージェンスがさらに西へ移動したため、太陽が雲に隠れて綺麗になりました。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿