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2013/07/13
「いつかはエベレストを見下ろしたい」
さて後半戦クルー赤石&河村は現在、ミュンヘンにてトランジット中です。ここでちょっと面白い読み物を皆さんにご紹介したいと思います。まるの先輩、ワセダの先輩、航空部の先輩のWebインタビュー記事です。
掲載されているのは「ファウスト・アドベンチャーズ・ギルド」というサイト。副題に「偉業、生き様、生き方、精神…。現代のファウストと呼ぶべき各界の人物に迫るインタビュー」とある通り人生で何かを成し遂げた人物を取材、読み物として定期的にアップしています。
ぱっと見ただけでも村上龍(小説家)、堀江謙一(海洋冒険家)、片山右京(冒険家/元F1ドライバー)といった著名人が見つかりますが、その中に我らが先輩 櫻井玲子さんが「グライダーパイロット」として登場します。タイトルは
「いつかはエベレストを見下ろしたい」
この記事が素晴らしいです。グライダーに詳しい人もそうでない人もぜひ読んでいただきたいです。記事は櫻井さんが2004年と2005年に樹立したグライダーの女子世界最長飛行距離記録をベースに展開します。
・2004年12月30日 1189km(13時間13分・往復距離)
・2005年 1月11日 1287km(14時間54分・三旋回点自由距離)
動力を持たぬグライダーがなぜ1000kmを越えて飛べるのか? 執筆者の素朴な驚きとともに始まる文章にうなずきながら読み始めていると、櫻井さんが幼い時から空を目指した理由、職業パイロットとしての道も航空大学への道も閉ざされていた時代背景、そして空の夢への第一歩「グライダーとの出会い」が語られ、どんどん引き込まれて行きます。
そこからアンデス山脈での距離飛行トライまでの道のりが、恩師との出会いに至るまで櫻井さんの主体的な生き方として、人生の選択の結果として描かれています。彼女がそう言ったのではなく、インタビューアーがそう感じたのだと思います。
でも回りくどい解説はこの辺で止めておきます(笑)。ぜひ、下記リンクをクリックください。ちなみに私には印象に残るキーワードが3つありました。
「グライダーはスポーツ」
「どれだけ三次元的に生きている生き物、鳥に近づけるか」
「地球を俯瞰する、人生を俯瞰する」
皆さんはいかがでしょう? 人それぞれ共鳴したり勇気づけられたりするポイントは違うでしょう。ただ、これからグライダーを始めようとする若い方々には本当にオススメのインタビュー記事です(河村)
■インタビュー記事:櫻井玲子
「いつかはエベレストを見下ろしたい」
www.faust-ag.jp/interview/interview054.php
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