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2018/08/01

2018グライダー世界選手権大会 アンテナ立てたよ!編


グライダーレースはにとって情報はとても重要です。地上から上空に他機の動き、気象情報などを適宜送ることができると、レースはその選手に有利なものとなります。2014年大会同様、TEAM MARUもこれらの情報を活用するため、無線機とロングアンテナを手配しました。

4月中旬、宿泊予定先のハウスオーナー宛に日本から無線機本体とロングアンテナを国際郵便で発送。事前にバッテリーも交換しました。2ヶ月で到着すると郵便局で言われたのになかなか到着せず、荷物のトラッキングシステムにより荷物が無事にプラハについたことが確認できたのが7月の初旬。その後、受け取り人のハウスオーナーさんに通関手続きを行ってもらう必要があることが判明、忙しいオーナーさんなのですがわざわざ「Takeshiの世界選手権のためだから」とプラハの税関まで出向き手続きを進めてくれました。が、トラッキング上は2個届いているはずの荷物なのですが、「税関職員が『1個しかない』の一点張りで1つしか受け取れなかった」とオーナーさんから連絡があったのが出発の1週間前。
*オーナーさんはかなり粘ってくれて「荷物の内容はよくわからなかったけど、Takeshiが選手権で必要なものだと思ったから空想で物語り作って説明したの。でも1つしか届いてないって言われちゃって...」と話してくれました。レンカさん、本当にありがとう!

幸いなことに無線機本体は受け取れたとのこと。(こちらが引き取れなかったらアウトでした)急いでアンテナをAmazonで発注、大会直前にチェコ入りする吉岡さんに持ってきてもらうことに。その待ちにまったロングアンテナが吉岡さんと共にチェコにやってきました!
*未着と言われたロングアンテナはアンテナ到着前に「宛先不明のため、日本に戻します」との連絡がありました。やっぱり、プラハにあったのですね...

無線で情報を遠くまで飛ばすためには「より高いアンテナ」が必要となります。各国、ポールなどを使って3m~5mの高さのアンテナをたて、この戦いに臨んでいます。

開会式前の時間を使って、着いたばかりのアンテナを組み立て設置に向かいました。
アンテナ組み立て中


JAPAN BASEはMaruが開催地変更時、すかさず現地視察を行った際「この場所を貸してほしい」とオーナがイザーにお願いしていた場所。屋根があり、机と椅子があり、はしごがあり、アンテナ設置に適した大木がある、まさに理想的な場所です。オーガナイザーからは「確約できないががんばる」と言われましたが初日に到着してみると「JAPAN」のプラカードが掲げられていました!

吉岡さんの最初のお仕事はアンテナ設置のための「木登り」
木にはしごをかけ、ブランコを下げるために木と木の間に渡している柱まであがります。




「あら、珍しいトリがいるわね。日本のトリなの?」と近くのオランダチームが見学に。「ホーホホホ」と鳥の鳴き声の真似をしてくれるオランダチームのご婦人

 吉岡さんのお陰でアンテナは無事他国と遜色ない高さ(約5m)で設置されました!
 無線がちゃんとつながるかどうか確認。プラハコントロールの無線が受信できました。

JAPAN BASEも無事完成!
「吉岡トリ」のおかげで親しくなったオランダチームのクルーから電源も快く分けていただくことが出来、すべてがそろいました。



無線からの情報を活用できるよう、チーム一丸となって戦いに臨みます。

【業務連絡】
「川島さん、ロングアンテナ立てましたよ!」

TEAM MARU 赤石

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