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2015/07/20

2015 ヨーロッパ選手権 Szekszárd & wine & Hungary

サンダーストームの撤収作業のあと、土曜の夜はセクサールドの町に夕ご飯を食べにいってきました。ビーフは柔らかく、アボガドのソースもとても美味しかったです。マッシュルームのスープもまろやか。中にはトロッと濃厚な味の鴨肉が! 幸せな食感でした。また行きたい!



お店はオープンカフェになっています。
石畳の道の反対側では生演奏が。
ゆったりくつろげました。




バンバさん(Gabor)も元気!
まるもメンタル、フィジカルともに調子よく、元気そのものです!。元気が一番!チームの雰囲気はいいです。
それにしても、ガボールが上着を着ている姿は珍しい…。
































カフェはセクサールド(Szekszárd)という町にあります。トルナ県の県都で、ウィキペディアでは日本語のページもあるほどですが、ここはワインで有名なのです。近くにワイナリーが沢山あるそうなので、ぜひ行ってみたいのですが、残念ながら今日は僕もまる家で仕事モード。このあとはずっと晴れ予報なので行けないかも知れません(笑)でもずっと飛べるって幸せですね!そんでもって、セクサールドのワイン、飲みやすくてとっても美味しいです。ぜひ、お土産に買って帰りたい!

これがセクサールドの中心の広場です。僕らが行ったカフェは右端の建物の1階にあります。僕はキリスト教に詳しくありませんが、町の中心に広場と立派な教会があるのはカソリック系ですね。南米に行った時もそうでした。
道や建物に点字が刻まれているのがわかりますか? そうです。これは目の不自由な人が広場周辺の空間を理解するために3Dでつくられているのです。ハンガリーのひとは優しいですね!




僕は四輪駆動車を専門にするフリーのジャーナリストですが、僕にとってハンガリーといえばスズキです。首都ブダペストの近くにはスズキの工場があり(マジャールスズキ)、もう四半世紀にわたってスズキのクルマが組み立てられているのです。そして、スズキの新型車試乗会に行くと、お土産にハンガリーワインをいただけることが多いのです。なぜなら、スズキはハンガリーワインを輸入しているからです。興味のある方は、コチラのサイトをご覧ください。

http://bit.ly/1Lk0YAB
このサイトの「ハンガリーの豆知識」のところでセクサールドの町も紹介されていますよ。ワイン好きには、なかなかに楽しいサイトです。

セクサールドの白ワインは、石灰の少ない地質ゆえにマイルドで酸味の少ないワインになそうです。僕らが飲んだワインもまさにそんな味でした。とても飲みやすいのです。
丸山はこのセクサールドの町からクルマで15分ほど南下したサーカという村に家をレンタルしています。が、なんとそこから1kmも離れていない場所にまるの知り合いのブドウ畑がありました。今回、まるにグライダーを貸してくれたリチャード(Richard)さんの畑です。ガボールが連れていってくれたのですが、これにはまるもビックリです! 収穫は9月だそうです。美味しいワインになりそうですね!



セクサールドのツーリストインフォメーションをご紹介しておきましょう。
この教会がローマ・カトリック教会のもので 1805年に建てられたことも書いてありました。
僕はハンガリーに来て、まだセクサールドの町周辺しか散策していませんが、食事はとても美味しいです。ブダペスト以外のカントリーサイドの経験ができて、とても幸せです。ハンガリー、好きになりそうです。

セクサールドのワインはやはり赤が有名だそうです。スズキのサイトでも「選び抜かれたぶどうと長期醗酵により、こくがあり、タンニンが豊富で濃厚な赤色を持つワインになります」とのこと。これは、トカイ地方でワイナリーをマネージングしているバンバさん(Gábor Gangl)に勧めてもらったワインです。確かに。色がキレイなんです。そして飲みやすい。ここ数日で、ハンガリーワインのファンになってしまいました。トカイワインも飲みたいな!

あらゆる小売店が休みになる日曜日。もちろん、備蓄はバッチリです。今日のお昼は讃岐うどん! 香川は石丸製麺の手打ち式製法半生麺!これをぶっかけで食べました。丸山は麺のコシを出すために3回も新鮮な水で締めていました。うん、美味い! やっぱり日本食はいいな!

丸山の助っ人、ガボールは「ハンガリー語と日本語は文法的に似ている」といいます。実は苗字と名前の順番もハンガリーは他の欧米諸国とは逆、つまり日本と一緒だそうです。
ガボールのフェイスブックは ガボール・ガングル(Gabor Gangl)となっていますが、正しくは ガングル家のガボール、Gangle Gabor といいます。丸山家の毅さんと同じ順番なのです。
参考:http://bit.ly/1e9XVfB
また、住所も「都市名、通り、番地」というように、大きいほうから細かいほうへ書き、年月日の表記も日本と同なのだそうです。
参考:http://bit.ly/1Jri49V
ヨーロッパの国でありながら、言語学的には周りの国々と大きくことなり、むしろ日本に近い文法を持つハンガリー。ガボールに教えてもらうまで私は全く知らなかったのですが、とても興味深いことですね。ハンガリーがまた、身近になった気がします。

滑空場からサーカのレンタルハウスへ向かう道。
一面にひまわり畑が広がっています。日没は20時30分。夕暮れ時に通ると幻想的な景色を見ることができます。
英語でサンフラワー(太陽の花)と呼ばれるひまわりは、ハンガリー語では ナプラフォルゴ(napraforgó)。
「napra = 日」+「forgó = 回る」と呼ぶのです。
より、日本語に近い表現ですよね。
なんだか親近感が湧いてきます。



河村
Facebookアップ記事をブログにそのまま掲載しています。
https://www.facebook.com/TeamMaru

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