- 朝は綺麗な青空
- 予報は東からサンダーストームが接近する予報。東から天気が変わるのは日本人には受け入れづらいところですが、大陸では偏西風蛇行の関係で東から変わるケースが多々あります。この辺の解説は2003年の世界選手権webにあります。
- 15:00からローカルは雨、なので西側に 2.5h で近場の 4 area AATでタスクセット。本日もオフィシャルトレーニングですがグリッド指定は無し、ゲートオープンも無しの自由なポーランドスタイル。この辺は練習日にもきっちりやるドイツとは違います。
- 離陸時点で予報通り東が過剰発達、西側はプリフロントで良好なコンディション
- 機体セットが遅れて12:55 離陸 離脱後 4m/s でリダポンで 2000m そのまま13:08 にスタート
- 1st leg 良好。北東風を受けながらほぼテールウインド。(極力風に平行にラインを取れる様にエリアを設定)1st area はなるべく奥まで行くのがセオリーですが、ストームも気になるので真ん中くらいでターンするつもりで、2nd leg の状況を見ながら良さそうなところでクライムしてターン。
- 2nd leg で OT(フィンランド)に出会って、2nd leg をフライト、良好。風にクロスすするレグなので、風のラインを意識しながらレグをCuストリートにあわせながら飛行。狙い目は大きな雲。
- 2nd area は 20km サークルですが、サンダーストームがエリアの中心から東側に位置、西側に除けながら、ストームの手前のガストフロントで上がりつつ、西端のエリアにタッチで3rd area に向かう
- 3rd area は南に行きすぎると禁止空域を 4th leg がかぶってしまうので、当初はタッチするだけのつもりでAvg 120 kph くらいでプランしていました。が、130kph くらい出ているので、このままだとアンダータイム(2.5h より早くフィニッシュしてしまう)。ので、ちょっとレグを伸ばす必要があり、LX9000 の movable TP を西のほうへ少し動かして、2.5 h 丁度でフィニッシュする様にレグを変更。OT は南へ向かう様なので、OT と分かれて近くに居たもう一機をマーカーにしながら飛ぶことに、これが失敗その一。
- 新しいマーカーの機体はフランスのMDで、おなじ G29 なのにグライドののびが全く違いました。おかげで全くついて行けず。。3rd leg で比較しても平均グライドスピードが 200km/h と 220km/h で 20km/h 違う。200km/h 以上でかっ飛ばすところのイメージが出来ていない
- 3rd area で 2000m まで上げて4th leg へ。予報通りサンダーストームが東から接近してしまい、ストームの近くはガストフロントで良いのですが、その前のエリアが死んでしまっているので、グライドスピードを落としてCu を目指す。他のパイロットのフライトを見るとここでもかっ飛ばしてガストフロントエリアまで到達しているのが違い。これができれば 130kph でフィニッシュできましたがここで弱気の虫が出てしまったのが失敗2
- 何とか 1000mで1.5m/sに到達。ここで1.5m/sで上昇することに固執してしまったのが失敗3。死んでいたエリアがフロントの接近で再度活発になってきていることにもっと早く気がつけば、届くだけの高度を獲得して行けたのに、先のエリアが悪いことに頭がフィックスしてしまい、上昇に固執してしまった。これのせいで平均速度は 120kph まで低下。
- 4th leg 途中でオーストリアのGA に会ったので、一緒にグライド。レシュノ近辺はサンダーストームだらけでストームを除けながら、時には豪雨の中を飛行。フィニッシュも 500m以上余裕を持たせて万が一に備えている模様。なるほど、こういったコンディションは経験が少なく、分からないうちにアウトランディング、が数回あり、乗り切り方がよく分からなかったのですが、5月のポーランド選手権でも2日ほどストーミーな日があり、勉強になりました。
- NZチームのブログのサンダーストームの写真
- カナダチームのサンダーストーム写真
- 機材面
- LX9000 の climb / Cruise 切り替えスイッチがフラップ連動になってない、LX リモートスティックの切り替えも動かず、計器板上のスイッチでしか切り替えられない
- LX9000 の climb / Cruise 切り替えmenu は OFF が機能しないので、GPSにしておく。ちょっと面倒
- エンジンノイズレベルの事前チェックはバックアップロガー分も提出が必要だった。。これは盲点。失敗しました。明日もしも練習日飛行が出来たらログしておこう
- 飛行後、Technical check & weight
- 目的
- 装備品のチェック。安全面のものがついているか(Flarm等)、禁止物がついていないか(人口水平儀、雲中飛行)
- 重量チェックのためにリファレンスウエイトの計測(最大離陸重量を超えてないか、 グリッドへ行く途中に自動車牽引状態(トーバー、ウイングドーリー、場合によってはターポリン付き)で重量を計測。
- 水を満タンまで摘むこと。17リットル足りなかった。
- 遅い時間(18:30)からだったので疲れが残った。とはいえ、予約制なので空きスロットがそれほど無く、火曜、水曜と晴れが続いたので飛行を優先。翌木曜日が雨でレスト出来て助かりました。明日金曜もあまり良くない予報なので、雨中で計測はしたくないし。。
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