福島縦断 安達太良wave
コンバージェンス から吹き抜けでwave に変わる難しいコンディション。
スタートの早かったTさんDG400はコンバージェンスで福島空港アビームまで北上、コンバージェンスが崩れたところで南下してきて黒磯滑空場対地2000ftからローターであげなおし。
曳航が混み合ってスタートの遅れた我々はコンバージェンスで矢板までは順調でしたが矢板付近からコンバージェンスが崩れはじめ、迷いながらwave探索に舵を切ったのが結果的に上手くいきました。(矢板で一度東に行っているのはそのためです。
流され方からも急に矢板から風が強まっているのが分かります。
Iさんのwaveエントリー方法はさすがで、勉強になりました。
wave に入った後はしっかりしたwaveで雲の前面とGPSのトラックを20-30度の間、南行きは200度に
保つように、上昇率に合わせて速度を変えて、速度を変えた際にはトラックを維持するようにヘディングを変更。
宮城県内はオーバーキャストだったので福島市でターンして南下。
那須で時間があまったのでターンして2往復しました。
那須~安達太良山のルートを都合2往復4回通ったので毎回少しづつルートを変えてみて雲の見え方と山との距離で強い場所を試してみました。
夕方になるほど安定層がしっかりするためかwaveは強くなりました。
東京コントロールは親切で、TさんDG400と150m差でヘッドオンほぼ同じコースで相対速度400km ですれ違った際も適切なレーダーサービスが受けられました。
(東京コントロールとのコンタクトは、巡航高度に幅を持たせて、ヘディングを変える際には事前に一報するのが良いようです。)
帰りは板倉周辺も全面wave で降りるのに苦労しました。
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今週も弱い冬型。 弱い前線が通過している |
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前線通過直後のコンバージェンス。南から、利根川風系の境目のコンバージェンス、日光山系の東端に宇都宮盆地の空気との境目に南北のコンバージェンス。太田原で吹き抜けているのでその南にコンバージェンス |
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次第に北側の高原さん近辺のコンバージェンスが崩れ始める |
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白河が吹き抜け、日光、宇都宮盆地にかけて吹き抜けて傾向が始まり出す |
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宇都宮盆地も吹き抜ける。那須近辺、白河から北も吹き抜け |
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15:00 さらにまだ後ろに前線あり |
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3000m の風。北(仙台)ほど上空の風が強い。風が強すぎると仙台のあたりは手前の山の低いところが脊梁山脈での風が止まらず抜けてしまう。 |
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猪苗代湖近辺。このあたりは山が低いが、湖の安定層があることでwaveは安定する |
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スタート直後の鹿沼付近のコンバージェンス |
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先行するDGを追いかけることに、まずはコンバージェンスを使って北上 |
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太田原の南 |
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黒磯付近のwaveの雲 前面(左側)が壁の様に立ちはだかり、雲頂にキャップクラウド。南から北を見て撮影。この前面(西側)でwave in |
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離陸後鹿沼方面 コンバージェンスがつながる |
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雲頂のキャップクラウド |
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那須の東でwaveに入ったところ |
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那須の山を西に見ながらwaveで上昇 |
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完全に雲の上に |
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20,000ftに見える逆転層 PM2.5 ? 黄砂? |
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綺麗なフェーンギャップ |
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wave 第2波のギャップ その先は太平洋 |
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安達太良山でターンして南下中 |
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猪苗代湖 |