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2013/11/11

「ポーランドの強さの秘密に迫る」

グライダー強国「ポーランド」。
その強さはここ数年、さらに磨きがかかっている。

2010年の世界選手権は 18mクラス 1 位、3 位、スタンダードクラス 1 位。
そして2012年は 15mクラス 1 位、18mクラス 1、2 位、スタンダードクラス1 位。


ポーランド ナショナルチーム・コーチ
ヤツェック・ダンコフスキー氏
なぜ彼らはこんなに強いのか?
なぜ強いパイロットが次々と出現してくるのか?

その秘密に迫るべく今夏のヨーロッパ選手権期間中、まるがポーランドのナショナルコーチ ヤチェック・ダンコフスキーさん インタビューを試みたことは記憶に新しいですね。

もともとニッポンの若手育成のためのヒントを求めて自発的に申し込んだインタビューでしたが、それを詳しく文章化したものが「JSA インフォメーション」の 2013年11月号 に掲載されました。

それも巻頭特集です!

詳しくは上のメニューの「講演・著作」をごらんください。実は最近「グライダー推薦図書」も画像付きで更新されています。



インタビューする丸山
ポーランド・ナショナルチームの強さの秘密。
その全てを包み隠さず話していただくことは不可能だと思っていましたが。ヤチェックさんはとても真摯に、そして丁寧にまるの質問に答えてくださいました。

・ポーランドの滑空人口は?
・ナショナルチームはどのような機材を揃えているのか?
・国からどのようなサポートを受けているのか?

・ポーランド国内の競技会は?
・ポイントランキングシステムは?
・若手の発掘方法や育成方法は?

などなど。
盛り沢山のインタビューです。



記事はマクロな視点に立ちながら時にミクロな視点も織り交ぜつつ、日本の現状と比較しながらまるらしく正確な文章で書かれています。僕も編集者という仕事柄、微力ながら校正作業に参加しましたが、わかりやすくそして熱意ある文章でした。

記事中、躍進するポーランドの若者達を語っているパートがありますが、改めて「環境が人を育てるのだ」という当たり前の在り方をポーランド滑空会の土壌に感じることができます。日本では望んでもすぐに得られない環境ですが、だからこそぜひ未来を担う若いパイロット達に読んでいただきたいと思います。


なお、JSAインフォメーションは 公益社団法人 日本滑空協会 の発行です。フライトに役立つ情報をはじめ、全国のグライダークラブの話題、海外記事の翻訳や特集など、グライダーにまつわる読み物が掲載された雑誌です。ただし書店に並んでいるものではなく、会員への機関誌として届けられるものですので、入手ご希望の方はこちらをご参照のうえ、滑空協会への入会をよろしくお願いします!

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