1992年、まるが早稲田大学航空部2年生の時の夏合宿の写真です。手前は滑走路に着陸後、学生達の手で発進場所へ押されて行くASK13、奥はセットを終え牽引ワイヤーを待つばかりのASK21。
画面左には教官とのフライトを終え、アドバイスを受ける学生。そしてピストで指揮を執る上級生、筆記と並び、吹き流しのたもとには機材車のボディと磁石の名札を利用し飛行順を指示するディスパッチャーがいます。
学生個々の習熟度と当日の気象条件とを考え合わせながら、今どの学生を飛ばすかを考えるワケで、実はとっても大切な役割なのです。
そして画面左側の学生は空を監視しつつ降りてくるグライダーを運ぶ「機体取り」。灼熱の訓練の中、真っ黒になりながら空の夢を追ったあの頃。懐かしいですね。
ちなみに赤石は “車両班” でした。ちゃんと奥のリトリブ(白い乗用車)の前で仕事していますよ。私? 私は勝手に “写真班” を作って時折訓練を抜け出してました。この頃から飛ぶことより伝えることに力が入っていたのかも知れません(笑)。リトリブについてはまた後ほどお話しましょう。学生訓練のグライダーの発着方法と密接な関係があるのです。
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