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2008/08/15

2008/08/14 day8 flt review

前線が抜けた後の二日目、乾燥度があがり、昨日よりは積雲は少なくなる模様ですが、風は多少弱まって20kt程度になりそうです。
明日の予報が悪いとの事で、今日が最終日になるかもしれません。過去3回の国際大会では最終日が毎回アウトランディングで
悪い結果で終わってますので、今回は最後までフィジカル、メンタルのタフネスを維持する事を目標の一つにしてやってきました。
いままでのところは上々の体調で来てますので、この体調を維持して今日をすすみます。

スタートは1700m、1900mの雲底なので昨日と同じように雲底にメリーゴーランドができます。今日はもう少し余裕が出来て、
スタートしていくグライダーが2機、4機と見えてました。そろそろスタートしないと、と思っていても出ないので、仕方なく一人でて、
スタートラインを超えたところで上がり直していると、丁度イギリス人が二人でスタート。時計をみると2分のロスですが、これはラッキーと
それに続いてスタート、しかし、これまたfake start で、彼らはラインをもどることに。もうこれ以上待てないので、単機でスタート
しました。3m/sであがっていると丁度ガグルが下を通過、これまたラッキーとこちらを使って飛ぶ事にしました。
第一レグは積雲でバリバリ、第2レグに入ると積雲の量が減ってきて1200m程度で上がりもせず、下がりもせず、tail wind 30k/hくらい吹いているのであまり下げずにラインをつかって、2nd TP へ。2nd TP はポーランドで、3rd leg はポーランド国内を南下する
レグになります。このあたりから南からシーラスが入ってきており、オフトラックして積雲の下でなるべく高く上がってKXと一緒に
南下開始。ガグルは下を低いまま出て行きます。あまりあがらず150k/hまで落としてグライド、なんとか禁止空域のホットスポット
まで届いて1.8m/sで上がり始めます。3rd TP をターンしてリュッセ方面に戻り始めます。あと170km。シーラスがかぶったり、
日射が再び出たりの繰り返しで、イタリア人も苦労しているようです。途中でイタリアを振り切ったつもりがしばらくしたら上にいられたり。
やっぱり上位の人たちは弱いガグルに惑わされずに強いのを拾ってます。リュッセ周辺100km位まで戻ると日射はまるでなくても
いつものホットスポットは2m/sであがり、最後はOF,KXと一緒に final glide、もう充分でしょ?と思うのにさらに200m取り直して
いるので、それにあわせてまわってfinal。結果はいらなかったなー。。。
自分としてはスタートで失敗、最終レグもじりじりと下げてしまって、最後は無駄に取りすぎて失敗フライトかなとおもいましたが、
条件の崩れるのが早かったようで、late start 組が軒並み順位を落としてしまったようです。勝負かけてたフランス、ベルギーは
これで後退してしまい、わたしのポジションは14位と今大会ではもっとも良い順位でした。総合は28位。
後日KXのパイロットと話したときに「MPがいたから一緒に行こうと思って」と同じ事を感じていてくれたようです。

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