SeeYou を使いやすく。平面とAltを2画面、フライトパラメータを表示(表示するパラメーターも選択) Window → Desktop → Save Desktop で好みのスタイルを保存して、毎回おなじ設定でレビューしましょう。 |
SeeYou使い方
インストール後最初に設定すること
- ライセンスの入力
- タイムゾーン設定
- Options - General - UTC offset を 9時間に(JST)
- 表示単位設定 高度は m か、 ft か、お好みで。
- Options - General - Units の Altimeter
- アニメーション再生の再生時間をデフォルトの30分を長い時間に(30分しか表示されないと全フライトが見れません)
- Options - Flights - Animation - minutes before selected position が 30 を大きな数字に(500とか)
- View → Flight Parameters でパラメーターを表示
- さらにパラメーターを選んで右クリック Columns で表示するパラメーターを選択
- Window → Desktop → Save Desktop で好みのスタイルを保存して、毎回おなじ設定でレビューしましょう
- 最新の SeeYou は衛星写真も表示出来ます。トレースはユースキャンプ参加者のトレース。田んぼ地帯のなかの古い住宅街でリフトエリアを飛べています。
日本語マニュアル (バージョンは古いですが参考になります)
SeeYou 使い方 tips
AAT Tips
SeeYou 使い方ビデオ Cumulus Soaring
最近の youtube は英語字幕、日本語字幕も出せます。英語字幕で見るとヒアリングに自信の無い方でもイメージがわいてくると思います。
上記ビデオの台本
SeeYou でのフライト解析方法
- 旋回の確認(バンク、速度)
- クライムのレート、サーマルからの離脱
- サーマルセンターのシフト
- タスクフライト、タスクからのオフトラック
- 旋回と上昇の割合、左右旋回の割合
- タスクフライトと平均速度
- 他の参考資料
- Competing in gliders にも解説があります
- Advanced Soaring Made easy にも解説あります
平均上昇率とクロスカントリー平均速度を考えるためにまずはこの記事で勉強しましょう。クロスカントリーソアリングにも記載はあります。
Speed to Fly Caluculator
Oudie使い方
最近ですと皆さん XCSoar でしょうか、考え方は適用出来ると思います。
Oudie3 日本語マニュアル
Oudie 使い方 tips こちらを参考に NAV box 、画面を追加します。
- まず profile を作ります。滑空場別(日本、オーストラリアとか)、使う人別などで設定を保存できます。
- menu → Track & Target
- Flight Trace
- これまでのフライトの軌跡がでます。
- Length を眺めの時間にして全フライトが出るように(500 min とか)
- 過去のサーマルの場所を使うのに便利です。waveフライトの際は風下に流されていないか、風に直行して飛べているかを確認するのに重要です。
- Current track vector
- 向かっている方向が出ます。
- タスクフライトの際に、レグに対してどちらに向かっているか、どの程度レグから離れて飛んでいるかが分かります
- レグから何度はなれると、どの程度飛行距離が伸びるか(オフトラックと、クラウドストリートを使う際のトレードオフの研究)は Competing in gliders を読んでください。
- Target
- Goto の方向
- タスクフライトの際の旋回点の方向です。上記の Current Track Vector と比較することでどの程度オフトラックしているかが分かります
- Distance Circle
- 自分からの同心円。タスクフライトの際にレグからどの程度離れているか、いきたいところ(サーマルポイント、雲、尾根)まであと何kmくらいかが一目で分かります
- OLC FAI area
- 使いません
- Setup Task
- タスクフライトの初期値をセットしておけます
- NAVbox 設定
- AAT tips を参考に、必要な navbox をセットします
- Warnings
- 空域制限、高度制限をセットします
- Thermal
- サーマルアシスタントの設定。
- Polar
- 機体の設定
- Units
- 単位、時刻設定。m / ft を間違えないように
- Input
- フライトコンピューターとつないで、GPS信号をフライトコンピューターから取る場合はここの設定を変えます
- Commands
- ボタンの設定値を変えます。私のオススメは下記にセットして地図の拡大縮小をやりやすくしています
- btn1 Zoom out
- btn2 Zoom in
- Files
- Airspace, Waypoints/task, Flight folder (igc file出力先)
- 地図が出ないときは Terrain の *.cit があっているか確認(Oudie Tips の “Map File Not Found”を参照)
- Log
- igc ログのパイロット名
- User interface
- 画面向き設定
- デフォルトは90
- 270 にすることで上下を入れ替えられます(下記写真参照)コネクターを上にしたいときに変更します。
- Flarm
- flarm rader の設定
- misc
- Hardware
- GPS の設定
- Arrival Altitude margin の設定
- Flight properties 画面。Mcready をクリックして移動。1000ft-1500ftくらいでしょうか。
- AAT の時間設定
- Menu -> Task -> Tools -> Options -> Task Time で設定
Oudie AAT での使い方
- AATタスクフライト時の使い方について。Navbox の配置はこちらが役に立ちます
Oudie に使う外部バッテリーについて
- USB 外付け5Vバッテリーを使うことが多いと思いますが、出力が 2A くらいのが必要です。1A のだと足りないようで上手くチャージされません
- 容量は内蔵バッテリーが 1500mAh で2時間といわれています。Cumulus Soaring では 8000mAh で 14時間使えたと記載がありますので、それくらい必要です。
Oudie の使用する向き、ケーブル、キャノピーマウント時の注意
- 計器、前方視界の妨げにならない場所につけることは言うまでもありません。
- 実際につけてみて、操作の邪魔(スティック、キャノピーのロック)にならないかを事前に確認のこと
- 外部バッテリーのケーブルが短すぎるとキャノピーを開けたときにケーブルが抜けてしまいます。十分な長さのケーブル長が必要ですが、操作の邪魔にならないようにしましょう。(大分ブレーキ、ギアダウン、トリム操作、水バラスト操作など)
- デフォルトではUSBコネクタが下になりますが、画面向きを180度変えてUSBコネクタを上にするのがオススメです(USBコネクタが下だと膝と干渉して邪魔、ケーブルが抜けたりする)
- Oudie-tips の Changing the Screen Orientation を参照
- さらにUSBコネクタはL字変換コネクタを使うことで出っ張りが無くなり視界の邪魔をしなくなります。
oudie を上下逆にして、上部に200mm のL字USB変換コネクタケーブルをつけていることで、膝側(下側)にコネクターが来ないので膝と干渉しない。 さらにその先にmini USBケーブルでつないでいるため、キャノピーを開いて伸ばしたときも変換コネクターとバッテリー側のUSBケーブルのコネクターが抜けることで、不用意にOudie本体のコネクタを傷つけずにすむ。 |
- 借り物の機体で、キャノピー吸盤マウントを使っているような場合、変換コネクタを使っておくと、不用意にキャノピーを開けたときにUSBケーブルが短くて引っかかってしまい、コネクターを壊すような場合がありますが、コネクタが抜けてくれて助かります。
- Oudie 側のコネクターが長すぎて、キャノピーを閉じたときに隙間に挟まないよう工夫しましょう(キャノピーに挟んで、100Euro もするUSBケーブルのコネクターをつぶしたことあり)
- 気温が低いと寒さで吸盤マウントは使えません。
- 吸盤が汚れると吸着力が下がるので、利用しないときはジップロックに入れてゴミが付かないように保管しましょう。
- タスクフライトでは Track up で、画面を縦方向で使います。(この方が画面が広く使えるため、右に行くのか、左に行くのかがわかりやすいです)
Oudie の吸盤マウントの買い換え
- 数年使うとダメになります。
- ボールジョイントの径の規格が分からず、純正品を買っています(Garmin nuvi のマウントはボールジョイント径がちょっと大きくて入りません。。)
- ウインパルで取り寄せできます。