最終日は終日雨。10:00のブリーフィングでno task が発表され、競技会はあっけなく終了しました。
事故無く無事に五体満足で帰れる事にほっとしています。
総合順位は preliminary ですが27位となり、99年のバイロイトよりはちょっと前進したかな?
過去3回の国際大会はスコアを見る余裕もなく毎日を過ごしてましたが今回はまわりを見て、
フライト出来ました。エンジンをかけた日の禁止空域の制限高度の間違いを理解していれば
もう150-200点くらいはのばせたので、そうしたら20位?なーんて、空想しても仕方ありません。
それは次への期待に取っておきます。
雨が降り止まず、小雨の中クルーに手伝ってもらい、機体分解、計器を全部交換して掃除。
トレーラーも掃除して助かりました。farewell party はインターコンチネンタルホテルの
ケータリングで、さすが、おいしいご飯でした。他のパイロットの方とも会話する機会も持て、
すこし余裕をもって参加出来ました。最終日に一緒にフライトしたKX(Finland)は
Finland で ヨーロッパ選手権をじっしした2005年の metman だそうです。
コンディショニングについては大会終了までタフネスを保つ事に成功しました。
前回99年の際は大会最後頃から頭痛がひどく、帰国後1週間も頭痛が続いたのですが、
今回は最終日までリラックスして飛べました。さすがに大会後はちょっと疲れがでて
胃酸過多、夢見が悪く早朝に目が覚めてしまったりとしましたが、翌日からは
リラックスです。
今回の僕の冒険は無事に終わりを迎えられそうです。あとは無事に家まで帰り着くのみ。
今回は本当に多数の方にご支援頂き大会に参加出来ました。ありがとうございました。
次の冒険へのチャレンジは、まだどうするか、とりあえず最低限の準備だけしてから考えます。
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2008/08/17
クルーより皆様へ
世界のレベルは高く、Luckyでは勝てない世界です。そんな世界をかいま見れたことは私たちクルーにも新鮮であり、今までとはまた異なる経験が出来た貴重な場でした。今大会MPチームの参加にあたりご支援・ご声援いただきました皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。本大会のクルーからの報告はこれにて終了とさせていただきます。稚拙な写真と文章ではありましたが、このブログで少しでもグライダーの世界選手権に興味を持っていただける方が増えればうれしく思います。
MPチーム クルー一同
閉会式 ②
優勝国ハンガリーの国歌が交響楽団の演奏で始まり、みな起立して敬意を表します。(ハンガリーの優勝は初めてだそうです)。オリンピックとは一味違いますが「国」を意識させられるシーンでした。ちょっと感動です。
閉会式 ①
なんと、交響楽団も登場し生演奏付きの閉会式です。オーガナイザーのセンスだと思いますが世界大会らしい演出です!
主賓の紹介、ご挨拶のあと各国チームリーダーによる写真撮影です。
15Mクラス チャンピオンと
この選手、普段は「にこり」ともしないのでチーム内では「ターミネータ-(警官役の方)」と呼んでいましたが今日は「Smile」です。
MPの返却
競技会をしたくなるようないい天気です。大会を一緒に乗り切ってくれたMP号をオーナーに引き渡し。このあとハンガリーへ向けて2日がかりで陸送されます。オーナーはとてもいい人なのですがあまりいろんなことを気にしない方のよう。細かいことをあれこれ言われなかった代わりにお掃除をがんばったことにも全く気がついてもらえずちょっとショック。とはいえ、お世話になったMPですのでやはりキレイになって気分がよいです。
撤収作業
その後はFarewell Partyに参加。あまり期待していなかったのですがお料理がおいしい!それもそのはず、ベルリンのインターコンチネンタルホテルのケータリングでした。おいしいワインとおいしい料理、そして開放感に浸る選手&クルーたちで盛り上がりました。(あやうく選手は盛り上がりすぎるところでしたがオトナの判断で途中からセーブしたそうです)各国のパイロット&クルー同士、大会中の競技について話したりお互いの国の滑空事情を話したり、飲み会らしいたわいない話をしたりして楽しい時間をすごしました。
大会13日目
いつものように昨日の表彰などの後、毎日「Weather」をレポートしてくれるお天気担当のおじさんから天気概況と予報の説明。今日は1日中雨の予報でした。お天気担当のおじさんのレポートが終わると皆から拍手が!ちょっと感動のシーンでした。その後、タスク担当者から「No Task」の発表があり本日の競技はキャンセル。今回の競技日程はすべて終了となりました。
2008/08/15
大会12日目 ③
今日はMPのゴール写真はありませんが、他のグライダーのゴール写真をアップします。
NZチーム
選手のRossは99年にMaruのクルーをしてくれました。今大会No.1イケメンパイロットだとうちのチームでは認定しています。見た目での勝ち目はないため「Rossに競技では負けない!」を目標のひとつにして毎日checkしています。現在の実力はMaruの方が若干勝っているようで面目は保てている?状況です。
